深見橋のひょうたんモニュメント/和歌山・上富田探訪(7)

by 丸黄うりほ

①上富田町岡地区を貫いて、南北に流れる岡川

②岡地区の南端にかかる「深見橋」

③橋の北東と南西には緑色のひょうたんが!

④葉脈や蔓まで再現されたリアルなひょうたん

⑤北西と南東には収穫後の茶色のひょうたん

⑥さらに南東の河川敷には大きな石のモニュメントも

⑦大喜びのヒョータニストたち。左からフェイ・ターンさん、杉浦こずえさん、コンさん

⑧モニュメント横にはショーケースもありました

⑨中にはひょうたんが展示されていました

先週に続いて、ひょうたんの聖地・和歌山県西牟婁郡上富田町からお届けします。

「八上神社」参拝に始まって、リアル「ひょうたんせんぱい」との思いがけない出会いと「創作館」の見学。そして、南方熊楠命名の「オカフジ」や大賀博士の「大賀ハス」とともに名物の「岡のひょうたん」が栽培されている「田中神社」の散策。それらはすべて上富田町岡地区での出来事でした。

私たちヒョータニスト4人組は、フェイ・ターンさん運転の車に再び乗り込み、岡川沿いの道を南へ向かいました。

岡川は富田川の支流にあたり、岡地区を南北に貫いて流れています(写真①)。岡川と311号線の交わる位置にかかる「深見橋」が次の目的地。ここは岡地区の南端にあたり、町の出入り口でもあります。

数分走ると、見えてきました!

欄干にひょうたんのオブジェがのっかっています!

私たちは車を降りて、ひょうたんに近づきました。写真②は橋の北東にあるひょうたんオブジェです。ペパーミントグリーンのきれいな丸い形。葉の形や葉脈までリアルに再現されていて、すごくいい感じです!

同じ色と形のひょうたんオブジェは、橋の南西にもありました。写真③④の角度からみると、葉が2枚あり、蔓まで再現されていることがよくわかりますよね。

そして、橋の北西と南東の欄干には、写真⑤のひょうたんオブジェがありました。こちらは収穫後の茶色いひょうたん。紐をかけられたふたつのひょうたんが寄り添っている形です。

さらに橋の南東の河川敷には、人の身長ほどもある大きな石造りのひょうたんモニュメントまで立っていました!モニュメントの前には「ひょうたんの里 上富田町」と彫り込んだ石碑もあります。(写真⑥⑦)

モニュメントの後ろにはひょうたんを展示したショーケースまでありました(写真⑧)。中を覗き込むと、「創作館」で見せていただいたのと同じような、立派な「岡のひょうたん」がいくつも収められていました(写真⑨)。

ヒョータニスト4人組は大喜びで記念撮影をしました。ひょうたんは上富田町の象徴であること。そして、町の人たちが本当にひょうたんを大切に思い、愛しておられることが強く伝わってきました。

(1074日目∞ 10月10日)

*明日に続きます

*上富田の旅はこちらから