ひょうたん栽培の波にまた一人飲み込まれ…
by 奥田亮
先週は祝日ということでお休みをいただいておりました。その間にいろいろ面白きことがあったのですが、それはまたじっくり次回以降にご報告するとして、今回は収穫の続き。
先週思い立って、こぼれダネの千成(あるいは百成?)を収穫してしまうことにしました。同じ苗から出てきたとは思えないほどのバラエテイ豊かな3つの実は、地面に転がったままだったので、表面があまり美しくありません。なにやらデコボコしています。地這いだからというのは間違いないのですが、虫食いでもなさそうですし、どうしてデコボコしているのか、原因はわかりません。でも、うまく乾燥させられれば珍しい感じのひょうたんになりそうです。これで菜園に残ったのは、えせUFOの苗からできた滴形の4つのみ。こちらはまだ葉っぱも元気なので、もう少しこのまま様子をみようと思います。
さて、そんな中、今年苗を差し上げた方からまたご報告がありました。147号でご紹介した、飯綱町で写真作品を作られているSさんからです。Sさんには、大寿と大ひょうたん(百成)の苗をもらっていただいていたのですが、お便りによれば、大寿の実ができて収穫したとのこと。立派に育った大寿の写真が添えられていました。軽トラック横に置かれた実は、車輪の直径ほどの高さがありそうです。これはなかなか立派に育っているではありませんか! 9月中ばに水浸けを始めたとのこと。そしてその実は、絵を描かれる友人に進呈されるとのこと。なんと太っ腹!
そして絵を描かれるというお友達のところに行った大寿はいったいどうなるのでしょうか。楽しみです。「タネを採ったら、タネの交換会に参加してください」とお伝えしましたら、ぜひ、とお返事をいただきました。うまくいけば今年タネをいただいたフェイターンさんにお返しができます。
ひょうたん栽培の波にまた一人飲み込まれたことにほくそ笑んでいますが、さらにまた遠方にも飛び火する可能性が出てきました。このお話はまた次回に、でれろん。
(1064日目∞ 9月25日)