やってきました!第2の花ピーク

by 丸黄うりほ

▲受粉の翌朝の雌花たち

 

先週土曜日の朝、ベランダのひょうたんウェスパシアヌスの様子を観察していると、「もしかしたら今夜、花が咲くかも!」という状況になっているのに気がつきました。花芽が大きくなってつぼみになり、花びらが白くなってきているのが数個。雄花も雌花もあります。蔓に花芽がつきだしたのは確認していましたが、咲くのにはもう数日かかるかなと思っていました。

この日は、私こと、ひょうたん音楽の1人ユニット「オール電化ひょうたん」のライブが京都であったため、自宅に帰ってきたのは深夜になりました。24時を過ぎてベランダに確認しにいくと、白くて可憐な花びらが開いていました! 雄花が1つ、雌花が3つです。

まずは、写真を撮ろうとしたのですが、真っ暗でぼんやりとしか写りません。懐中電灯で照らしながら撮ってみたりもしましたが、うまく写りません。ものすごく眠たかったこともあり、そこで撮影はあきらめました。ひょうたんの花を撮影するためにもっといいカメラが欲しいなと思いました。

それから、ひょうたん栽培のメインイベント! 受粉作業を行いました。久しぶりなのでなんだかドキドキします。雌花3つに対して雄花が1つしか咲いていませんので、花粉をうまく分け与えねばなりません。たいていは雄花のほうが多く咲き、雌花のほうが貴重なのですが、この日は逆です。「貴重な雄花くん、咲いていてくれてありがとう!」そう言いながら、雄花をちぎって、雌花3つの芯にこすりつけました。

翌朝、雌花たちの写真を撮りました。受粉した3つの雌花のうち1つでも実になってくれますように。祈りながら、水とともにハイポネックスを与えました。

ウェスパシアヌスの蔓には、これから咲きそうなつぼみがまだいくつかついています。しばらく第2の花ピークが続きそうです。