ひょうたんの蔓がここ2日で急激に伸びました!

by 丸黄うりほ

▲ひょうたんウェスパシアヌスは急成長中。ただいま高さ70センチ。

 

今週は天気のいい日が多いですね。目が痛いくらいのギラギラの日差しと、汗をかくほどの暑さ。いよいよ夏がやってきますね。

こういう天候が続くと、ひょうたんは急に調子にのってきます。ここ2日、私がちょっと外出続きで目を離したすきに、なんと蔓が20センチほども成長していました。測ってみると土から70センチの高さにまで到達しています。しかも、蔓そのものが太くたくましくなって、なんだか筋張ってきました。筋肉隆々って感じです。

巻きヒゲもより太くなって、2本の支柱にまたがって巻き付いています。これは予定とちょっとちがう巻きつき方をしているので、せっかくだけど巻きヒゲを支柱からほどいて、ビニタイ(ビニールの園芸用ひも)を使って伸びてほしい方向に誘導することになると思います。

うちのベランダは西向きなので、午前中は日陰になってわりあい涼しいのですが、午後2時、3時になると日差しが半端なく強烈です。気温もおそらく30度以上になっていると思われます。そんな時間帯にひょうたんの様子を見に行くと、たいてい葉がくたっとしています。暑さにまけて悲鳴をあげているように見えます。水が欲しい!と叫んでいるように見えるかもしれません。ひょうたんが熱射病になっちゃった!と思って慌てる人がいるかもしれません。

しかし。

強調しておきたいのですが、ここで「絶対に水をやってはいけません」。どんなに心配になっても、心を鬼にして、水やりは夕方まで我慢。ひょうたんは暑いのが好きな植物ですので、くたっとしているように見えても、それで弱っているわけではないのです。日差しがやわらぐ夕方になってくると、自然に葉が回復してきます。それよりも、暑いさなかに水やりをして、根腐れを起こしてしまうと命取りになります。日中の水やりは、根に湯を注いでいるようなものだからです。

今週末はさらに高温になるという天気予報も出ています。ひょうたんウェスパシアヌスは、さらに調子づいて蔓が伸びることでしょう。週末に早くも「摘心」のタイミングが来るかもしれません。

次はひょうたん栽培の山場のひとつ、いよいよ「摘心」について語ることになりそうです。

 

※次回39日目は5月27日(月)にアップします。