2019年は「(中)ひょうたん」を栽培します!
by 丸黄うりほ
▲ 迷った末。今年はこのひょうたんと暮らします。
とにかくひょうたんの品種はどれも魅力的。なのに、うちのベランダに置けるのはプランター1つだけ、ひょうたんは寄せ植え厳禁のため、選べるのは1年に1品種だけ。ということで、この日記の3日目から迷い続けてきた栽培品種ですが、今年は4日目に紹介した「(中)ひょうたん」を栽培することにしました。
この品種、いわゆる一般的に「ひょうたん」と呼ばれているものですが、名称が少し混乱していることは4日目に書きました。このパッケージにも「兵丹」とルビ「ひょうたん」、英語で「 GOURD」と入っていますが、販売店の価格ラベルは「大兵丹」となっています。生産地はインドネシアで、種苗メーカーは丸種(株)と記されています。私はこれを大阪・天王寺の老舗、赤松種苗さんで買い求めました。
裏面の説明書きには「特性/果が長さ30cm程度にもなる大型ひょうたんです。草勢強く、蔓もよく伸び着果もし易いので家庭で簡単に作ることが出来ます。果皮はとても堅く、乾燥させて装飾品や容器などに最適です。」とあります。さらに、「利用法/装飾品としても利用価値が高いです。また、容器としてお酒等を入れたりして楽しむことができます。」と。うーん。いいなぁ。風流ですね、お酒の容器。でも、私はこれで楽器を作るのです。
パッケージの中には、44粒の種が入っていました。発芽率は「18年10月現在70%以上」と記されています。「塩基性塩化銅・食酢浸漬処理済 各1回」というシールも貼ってありました。
今年、「(中)ひょうたん」を栽培することに決めたのは、この日記を公開するからです。やはり、ひょうたんらしい形のひょうたんのほうがフォトジェニックであろうと思います。また、12年間ひょうたん栽培を続けてきたのに、13年目の去年は栽培をお休みにし、今年は14年目の栽培再開だということも影響しています。いわば、ひょうたん栽培の基本、原点に立ち帰るという気持ちです。
さて、決めたからにはこのひょうたんと半年以上つきあうことになります。この日記を読んでくださっているみなさんも、ひょうたんの成長をどうぞ一緒に見守ってやってくださいね!