もう北海道に足を向けて寝られない

 by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

先日のデイリーちくわで、NHKの『探検ファクトリー』でカネテツデリカフーズの工場を紹介していたのをお伝えしました。

冷凍のすりみを細かく砕いて練っていく「らいかい」という工程を見学されていましたが、冷凍のすりみって、10キロのお米の袋くらい、もしくはそれよりも大きなかたまりなんですよ。(参考=2019年9月のデイリーちくわ
自社で漁を行い、生のお魚を加工するメーカーさんもありますが、会社の規模が大きくなると、世界じゅうで加工・利用されている、冷凍のすりみを使用することもあるのですね。その冷凍すりみですが、冷凍加工の技術が確立したのは、約65年まえのことです。
それまでは、ねりものの原料として広く使われているスケソウダラは、冷凍に向かない(冷凍変性する=解凍すると肉がスポンジ状になる)ために、たくさん獲れても、使い切れないものは廃棄するしかありませんでした。
1959~60年ごろ、北海道立総合研究機構(当時:北海道立水産試験場)がスケソウダラのすりみの冷凍変性をほぼ完全に抑えるという技術を開発したことにより、全国で安定したねりものの製造ができるようになりました。

この技術のおかげで、いまわたしたちは、いつでもお安く新鮮なちくわをいただけるんですね。もう北海道に足を向けて寝られない……って、あちこち足を向けられないところばっかりで、こじま、ずっと回転してないといけないかも。

世界の海はちくわの海。きょうのちくわ。どこに出しても恥ずかしい、いわゆるズボラ飯ってやつです。
包丁すら持つのがめんどくさかったので、一口大にちぎったちくわと蒸しておいたブロッコリーに、ナチョス用のサルサディップと、これもちぎったとろけるスライスチーズを乗せて、胡椒をがりがり挽いてオーブントースターでこんがり焼きました。
悲惨な見た目のわりに、めちゃくちゃおいしかったですよ。ほんとですよ。