立てばシャクヤク、座ればぼたんちくわ
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
楽しく盛り上がったライブの翌日。
疲れた体には、やさしいお出汁と消化によいおうどんが、ちょうどいいのです。
いつものようにちくわ天をのっけて、いただきます。
このちくわ天によく使われるのが、焼きちくわ(ぼたんちくわ)です。
磯辺揚げやおでんなど、加熱調理に向いている焼きちくわ。
もちろん生で食べられないこともないんですけどね。原材料のおさかなが、生食のちくわに使われることは少ないサメやアジなどを使っているので、煮込んだときにいいお出汁が出るような配合になっていることが多いようです。
焼きちくわの特徴でもある水玉みたいな模様(牡丹の花びらのように見えるので、ぼたんちくわという名前がついたそう)は、どうしてできるんでしょう?
青森県の丸石沼田商店さんの焼きちくわ〈ぼたんちくわ〉について、青森県のブログ記事「まるごと青森」によると、「形成した生地は、45〜50度の室温の中を15分以上かけてゆっくりと通り、一晩寝かせたようにずっしりと重く、熟成した状態になります」
「続けて20メートル以上の長い焼き炉で、300度で表面をじっくりと焼き上げ、途中800度の高温で一気にブワッと火ぶくれ状の斑のような丸い焼き色をつけます」
とあります。
この「800度の高温」で「火ぶくれ状の焼き色をつける」というのがポイントなのですね!急な温度変化で、表面にやけどのような状態を作っているんですね……。ちくわ、びっくりしてるだろうな……。
このデイリーちくわでも、以前に焼きちくわのレシピをご紹介しています。
〈ゴルゴンゾーラチーズとぼたんちくわの揚げ春巻〉はこちら
焼きちくわ、よくかばんに入ってたりしますよね?いつもとちょっと違うアレンジ、いかがですか。
立てばシャクヤク、座ればぼたんちくわ。の、きょうのねりもの。
広島に旅行に行った友人のオミヤゲです。
出野水産さんの〈あなご竹輪〉と、三宅水産さんの〈うまいでがんす〉。
「広島行くんだったら、がんす食べて!みやけのがんす!!」と力強くおすすめしていたので、こじまの分も買ってきてくれました。
オーブントースターでこんがり焼くと、さくさく感とふっくらすりみで、さらにおいしく。唐辛子のピリ辛がアクセントで、いくつでも食べられます。うんまーい。おすすめってこじまさん、それは「催促」って言うんじゃないの??
えーと……そ、そんなことないよね友人……??