おいしくちくわを食べるには健康もだいじ
by児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
最近、スーパーやコンビニのお惣菜などに「たんぱく質が摂れる!」というコピーのついた商品をよく見かけます。
そんなの、ちくわ食べてればたんぱく質はばっちりよ、と思っているのですが、プロテインバーやヨーグルトなど、機能性食品が続々と登場してくるのを見ていると、たんぱく質どのくらい摂るのが正解なのかなあ、こじまはちくわばっかり食べてるから、もしかして摂りすぎなんじゃないの?と、疑問に思えてきました。
たんぱく質とはそもそもなんぞや。
20種類のアミノ酸が結合した化合物で、大ざっぱにいえば、ヒトや他の生き物の体をつくる重要な成分です。
体内でほかの栄養素から合成されるものではなく、食事などから摂取しなければならない必須栄養素です。
そのたんぱく質を合成するアミノ酸は、20種のうち9種類は体内で合成されないアミノ酸で、いわゆる「必須アミノ酸」といわれるものですね……。家庭科の授業で覚えました。
そんな大事なたんぱく質ですから、たくさん摂ったほうがいいに決まってる!フレイル予防にはたんぱく質!で、よいのでしょうか。具体的に、1日に何グラム摂ったらいいの?
厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、
18歳以上の女性で、1日約50グラムと定められています。男性や乳幼児を含む未成年だと、もう少し多くなります。
んー、具体的にちくわで言うと、何本食べればいいの?メーカーさんのサイトでたんぱく質量を調べてみると……。
ニッスイの〈速筋タンパク減塩ちくわ〉なら、1本で約3.7グラム、
紀文の〈皮までおいしい生ちくわ〉だと、1本で約6グラムです。
ということは!1日にちくわ10本くらい食べないと、たんぱく質の摂りすぎということにはならなさそうですね……。よかったー。
いや、もちろん塩分がやばいので、そんなに食べませんけども。
おいしくちくわを食べるには健康もだいじ、な、きょうのちくわ。
こじまは週末の朝ごはんによくサンドイッチを作ります。
きょうはちくわと、塩分を排出する働きのあるカリウムを多く含んだきゅうりを一緒に挟んで、塩分対策もばっちりのちくわきゅうりサンドです。
サンドイッチにはハムを挟む方がほとんどだと思われますが、ちくわ、なかなかいい仕事しますよ。