好きなおでん種「ちくわ」の順位が若い世代ほど上

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

前回、若いちくわライフ後継者を増やさないとって言ってましたけど、
もしかしたら、若者のあいだでちくわが静かなブームなのかも……?と思えるデータを発見しました。

毎年発表されている、紀文さんの『鍋白書』の2022年版が、先日リリースされました。

全ページのPDFはこちらから

こちらの「年代別・好きなおでん種」のアンケートで、ちくわの順位が、50代以上=9位、40代=6位、30代=5位、20代=4位と、なんと若い世代ほどちくわの順位が上なんです(複数回答)。

ちなみに20代の3位ははんぺんで、大人気のたまごを5位におさえて、ねりものが上位に2種類もランクインするなんて、これはねりものラバーにはうれしいニュースでした。まあ、こじまのように「下ごしらえもなんもいらないし、あったまったら食べられるし」っていうズボラさんも多いのかもしれませんけど。ほほほ。

他にも興味深いデータが満載なんですが、おでんの煮込み時間の東西の差、というのもなかなか面白いんです。

全国平均の煮込み時間が60.3分(下ごしらえの時間を除く)で、東日本の平均が48.4分、西日本の平均が72.1分とかなり差があります。
これは西日本のほうがお出汁が薄味ということや、お出汁がしゅんでる(しみてる)のがいいとか、そんなことが原因でしょうか。なるほどそうなりますよね、と納得。

うなずきながら、きょうのちくわ。

前回に引き続き、京かまぼこ 茨木屋さんですよ。正統派のちくわ〈京洛ちく〉。

美しい焼き色の皮の香ばしさと、なめらかな身のコントラストが食べ飽きないおいしさ。もちろんそのままでもばっちりですが、きゅうりとにんじんで歯応えもプラスして、さらにおいしくなりました。

関係ないんですけど、
アレルギー物質についての配慮の「原料の魚はエビ・カニを食べています」っていう表示ありますよね。これ、だいぶ長いこと「うん、エビおいしいよね。さかなもエビ好きだよね。」って、たださかなたちの食の好みの話をされてるんだと思ってました。なんでやねん(セルフつっこみ)。