噛まないのナイス

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

世にも珍しいテルミン奏者のこじまですが、コンサートや体験レッスンでお客様によく訊かれるのが「なんでテルミンやろうと思ったんですか」と「テルミン何年くらいやってはるんですか」です。
なんでかっていうのは長くなるので割愛して、「何年くらい」っていうのは、あの、えっと、テルミンに出会って、22年……??

すごい。22年といえば、生まれた子どもが22歳になってしまいます(当たり前)。
そんなだから、当然お歳のほうもアレなんですが、最近テルミンの生徒さんとも「身体の動きがイメージとかなりズレてますよね」「思ったほどの速度で動けてない」などと、寄る年波は荒波、の話をしていました。

で、ちくわだって、この弾力、ぷりぷりしゃきしゃきの食感が魅力なのに、そのうち「アゴがしんどい」とか「噛まなくていいちくわないの」ってなるんだろうな……と思ってたら、なんと「噛まなくていいかまぼこ」が、できたんですって!

その名も「かまナイス」。(「かまナイス」はこちらから

新潟県の魚住かまぼこ店さんの労作です(「魚住かまぼこさん」はこちら)。
地元のお年寄りから「かまぼこはかたいので、噛まなくていいかまぼこがほしい」との声を受けて、なんと6年を費やして開発された「噛まなくていいかまぼこ」なんです。
ぷりぷりのはずのかまぼこなのに、かまナイスの食感はポタージュスープのようなんだそう。

これはものすごく気になる……。
お取り寄せができるのですが、賞味期限が7日間と短めなので、頼めるタイミングでぜひとも注文しようと思っております。わくわく。

これで歯がなくなってもあんしん、の、きょうのちくわ。

きょうのちくわ:短冊ちくわ

短冊ちくわです。
ただの短冊状に切ったちくわを、少量の胡麻油で炒めます。
焼き目がしっかりつくまで、けっこう長めに炒めます。
味付けはなしです。

それだけ?って思われそうですが、これ、お安いちくわがほんまにめっちゃ!おいしくなるんです。
あつあつもおいしいですし、冷めても歯応えしっかりでまたよし。
さっき噛まないのナイスとか言っときながら、歯応えばっちりのおいしさ。
一味唐辛子を振っても、さらにおいしいですよ。