プログレファンに怒られやしないか

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

以前から、外国の方にちくわを説明するのに、さらっとわかりやすい言い方はないかしら……と思ってるんですよね。
こちらでも以前、macaroni shaped fish cake とかいろいろ考えてましたが、長くて言いにくいし、なんか言いやすくてかっこいいのないかな、と思ってたんです。
もっと攻めててシンプルで、プログレッシブな感じの呼び方。
あったんです。

“tubular kamaboko”

どうですか……!

ちくわの栄養素が、摂取量に応じて自動計算でわかる便利なページ(食品成分データベース/文部科学省)
があるんですが、そこに『焼き竹輪(baked tubular kamaboko)』って書いてありました。
これよ……!こじまの求めていたのは!
見つけた瞬間、もちろん脳内には、マイク・オールドフィールドの『tubular bells』

が鳴り響いたのは言うまでもありません。
そしてはたと気づきました。

もしかして……このレコードジャケット、ちくわなんじゃない???
そうです、すべての道はちくわに通じていたのでした。

プログレファンの人に怒られやしないかとひやひやしながら、きょうのちくわ。

きょうのちくわ番外編:カナイフーズさん「kani shaped fish cake 」

今回はかまぼこ。番外編です。
石川県のカナイフーズさんの、kani shaped fish cake です。カナイフーズさん、こちらの別の商品はスーパーでよく見かけて気になってたところ。

先日オミヤゲにもらったんですが、あまりにうれしかったので、みなさんにもおすそ分け。
小ぶりですが、ほんとにカニとみまごうばかりの堂々たる姿。カニカマの最終進化系です。
パッケージにはどどんと「日本海産紅ずわいがに」と書いてありますが、原材料にはいちばん後ろに「かに」と控えめに書いてありました。
ちくわにもこういう柔軟性があってもいいのになー。なんかないかな。