生食用ちくわは大きく分けて2種類

by 児嶋佐織

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

前回のデイリーちくわでご紹介した、「消費者インサイト研究所」の記事から。
実際に買われているちくわの、銘柄別ランキングです。

1位 BPちくわ(イオントップバリュ)35人
2位 新ちくわ(かね貞)25人
3位 ちくわ(一正蒲鉾)20人
4位 サンディ向け生ちくわ(マルハニチロ)14人
5位 寅ちくわ(別寅かまぼこ)13人
6位 まるごとおいしい太ちくわ(日本水産)11人
7位 仙崎ちくわ(フジミツ)9人
7位 活ちくわ(日本水産)9人
9位 ちくわ(日本水産)8人
10位 うちのちくわ(マルハニチロ)7人
10位 皮までおいしい生ちくわ(紀文食品)7人
その他の商品 154人

……これ見ただけでは、みなさん、それぞれどんなちくわかわからないですよね?
このうち8つのパッケージがすぐに思い出せる自分がこわくなりました。。

ランキングとしては、「その他」の数がかなり多くはありますが……。さすがスーパー業シェアぶっちぎりトップを誇るイオンですね。

ここに並んでるちくわ、ぜんぶいわゆる生食用ではあるのですが、大きく分けて2種類あるんです。

ひとつは、ひとパックに4〜5本入って100円以下の、小ぶりのちくわ。これはどちらかというと、加熱調理に向いていて、生で食べる場合はきゅうりやチーズなど、組み合わせで食べると美味しい商品。単体でそのまま食べると、生地の粗さや雑味が感じられます。でんぷん含有量も高めのものが多いです。

もうひとつは、3本入り170〜190円くらいで売られている、大きめのちくわ。こちらは生でそのままがおいしい。でんぷんは不使用のものが多く、食感も滑らかで歯応えがあり、かまぼこ寄りともいえます。

このランキングで、後者の生食ちくわは、6位のニッスイ 「まるごとおいしい太ちくわ」と、10位の「皮までおいしい生ちくわ」のみです。

たぶんですが、一般的に、ちくわって「お弁当のおかず」「料理のかさ増し」に使われることが多いので、おのずと前者のちくわが選ばれるのでは。そして、大型スーパーにはそれを求めるお客さんが多く来られるように思われます。

デイリーちくわでも、炒め物や揚げ物にはお安いちくわ、と何度も書いているように、どちらも欠かせない、それぞれの用途でおいしくいただけるちくわです。

あ、どさくさに紛れて愛を告白しますが、ちなみにこのランキングでこじまの推しはニッスイ『まるごとおいしい太ちくわ』です。こじま家の冷蔵庫に住んでます。ほほ。
食べてみたいけど売ってないわよ?という方、ローソンのPBの「太ちくわ」は中身これです。

これは旧バージョンのパッケージ写真ですが、現行も2本入160円で販売されてます。ぜひに!
現行バージョンはこちらから。

久々にちくわ愛が炸裂してしまったような……。きょうのちくわでチルアウトです。

きょうのちくわ:ニッスイ「まるごとおいしい太ちくわ」3枚おろし

前述の『まるごとおいしい太ちくわ』の三枚おろしです。
どうですかこのつややかな生地。まるで真珠のよう。このままでも、わさびつけても美味です。生姜醤油もまたよしです。

え、中落ちの部分はどこって?
それはちくわ上級者になったら見えてくるかもしれません。