こじま悪くない
by 児嶋佐織
こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。
テルミン担いでいろんなところにお邪魔していますが、数えてみると22都道府県。まだ日本の半分も訪れてない。
長野県も、いったことない県のひとつ。
そして長野県には、花形文化通信でおなじみの、ひょうたん日記の執筆者、丸黄うりほさんのお師匠さんの奥田亮さんがお住まいなんですけど、
その奥田さんが、長野県のソウルフードについてお知らせくださいました。
その名も『ビタミンちくわ』
え?ちくわにビタミン?
たんぱく質にビタミンって、もう完全食ではないですか。宇宙食はもうこれでよいのでは。なんて欲張りなんでしょう……。
そんな欲張りちくわ、作っているのは長野県じゃなくて、石川県のスギヨという会社。
なんで石川県の商品が長野県で愛されてるのか、不思議ですよね。
その理由というのが、昔、海のない長野県では、
魚のすり身を使った食品が貴重だったから、とのこと。スギヨは輸送方法を工夫して、ちくわの穴に食塩を詰めて鮮度を保ち、食塩とちくわのセットで販売していたそう。すごいアイデア!
そしてビタミンちくわには、なんともかわいいキャラクターが。
もうだめ。こじまやられました……これはかわいい。かわいすぎる。
そしてさらに、このビタミンちくわのすごいところ。
体操があるのです!!
次世代のこどもたちと歌って踊れる「ビタミンちくわ体操」……!
もう胸が熱くなります。。。
こんなに愛されるビタミンちくわ、ホームページもかなり凝ってて、かわいくて楽しいのです。
レシピ集とか、とっても美味しそうだし、キャラ弁にもおすすめ。
いやー長野県、住みたくなりました。いい街。まちがいない。
そんできょうのちくわ。
こないだ、ちょっと博多まで旅に出てました。
博多って、おいしいもんいっぱいあるけど、まずは必ずここに。
博多っこならみんな知ってる、「うどんのウエスト」。
もちろんおうどんも、ふんわり柔らかくておいしいんですが、
ウエストのちくわ天は、ほんまに絶品。
もちもち肉厚のちくわがからっと揚がって、しかもセパレートで出てくるんですよね。
ウエストは『うどん居酒屋』と名乗っておられるのですが、これはもう完全におビヤのあてになってしまいます。
なのでいつもうっかり生ビールを追加してしまうんですが、これはもう仕方ない、こじま悪くないですよね……