カネテツの歴史をおべんきょう。みなさんおなじみのCMソング『てっちゃんの歌』は、なんと1957年に出来たんですって!

きょうのちくわ:見学

 

こんにちは。テルミン奏者の児嶋佐織です。

カネテツデリカフーズてっちゃん工房探訪記、その3。

成形したかまぼこ・ちくわが出来上がって、冷却される(ここは工房のスタッフさんがやってくれます)のを待つ間、カネテツデリカフーズ高浦さんのアテンドで、工場見学へ。

まずはカネテツの歴史をおべんきょう。みなさんおなじみのCMソング「てっちゃんの歌」は、なんと1957年に出来たんですって!もう60年以上前!

ギャラリーには、貴重な当時のレコードや、てっちゃんグッズ、広告などがずらり。見慣れない「かねちゃん」という女の子のキャラクターがいますね……これは1970年代~80年代に、かねてつ提供(当時の社名は「かねてつ食品株式会社」)「てっちゃんの天気予報」で出ていたてっちゃんの相方だそう。
歌は松島トモ子さん(お若い高浦さんが「ライオン、より前ですね……」ってさりげなく昭和のネタを挟んできて驚きました)、そして作曲はなんと!冨田勲さんなんですね。すごく意外!
それにしても昭和の広告は、のんびりしていて無駄に壮大で、いいですね。てっちゃんが潜水しながら、水中のかまぼこの看板を指して「おさかなたちに おしえてあげよう」……いいのかな? ちょっとホラーなようでいて、おさかなたちの精巧な描き込み、おさかなへの愛が伝わります。『啓蒙かまぼこ新聞』

そして村上社長のご学友、中島らもさんが広告『啓蒙かまぼこ新聞』を担当されるのが1982年。これを現在公開しようとして過去の記事を見たら「今の基準では完全にアウトで、公開できるものがなかった」とのお話に塚村編集長も苦笑い。村上社長(当時は常務)がアメリカに滞在中、なんと完全ノーチェックで出していた、というからさもありなん。。。

まだまだ続きます!

 

次回につづく