川西市
子どもの健康増進を坂田金時(金太郎)の墓前に祈願


川西スマイルナビゲーターらによる餅まきの様子
5 月5日の「こどもの日」に、兵庫県川西市の飛び地に位置する満願寺で、子どもの成長を願う「金時まつり」が開催されました。金堂前で行われた「餅まき」では、川西スマイルナビゲーターらが撒く餅約700個に、親子連れなどが手を前に伸ばし、大きな笑い声や歓声などが境内に響きわたりました。

 金時まつりは、昭和61年から始まり、今年で38回目です。
 「金時まつり」の名前は、その昔、川西市にゆかりの深い源頼光公の家来で、その頼光公の四天王の一人として大江山の鬼退治などで活躍したと伝えられている「坂田金時」に由来するものです。
 この坂田金時のお墓が川西市の「満願寺」にあるという伝承から、幼少期の金太郎のような元気な子どもになりますようにと子どもの健康や安全などを祈願し、このイベントが始まりました。

 この日、坂田金時の墓前で供養祭が行われ、供養祭には「満願の里子どもみこし保存会」も参列。
 杖術による奉納演舞の披露や、子どもたちによる童謡、モルック体験会、プラレール体験など、会場内は様々な催しで賑わいました。
 また、恒例となっている「餅まき」では、川西市観光協会の協力で川西スマイルナビゲーターや市公式キャラクターの「きんたくん」らが来場者へ餅をまきました。

 住職の若田 等淳 (わかた とうじゅん) さんは、「天候にも恵まれ、子どもたちをはじめ昨年以上に多くのお客さんに来てもらいました。将来を担う子どもたちには、健康に育ってほしいですね」などと話しています。
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