この際、肥料も入れて過保護に育ててみようか

by 奥田亮

左が「ひょうたんモヤシ」。もやしではなくなりましたが、ちっちゃ〜い。ちゃんと成長してくれるかな。右が一番初めに発芽した百成。これがノーマルな大きさ。

大寿は双葉も大型品種の風格。大きくて肉厚。

先週ご覧いただいた「ひょうたんモヤシ」。その後すっかりモヤシではなくなり、双葉も本葉もきれいな緑色に成長しています。でも、むちゃくちゃ小さいのです。この分だと通常の百成の葉っぱの大きさに成長するのかどうか、あやしい気がします。でも、ちゃんと実がなればいいですよね。この苗は鉢植えにするか、プランターで育てるか、ちょっと別の方法で育ててみてもいいかもしれません。この際、肥料も入れて過保護に育ててみようか。

さて先週は、所用あって大阪に行くことになり、丸黄うりほさんはじめ、ヒョータニスト・パーティの皆さまとお会いする機会を得ました。どうして集まったか、についてはあらためて、丸黄うりほさんから近々告知があるかと思いますが、ここでは6月に一緒に演奏することになったとだけお伝えしておきます。皆さま、ひょうたんらしいゆるっとした人当たりなれど、一筋縄でいかない太い芯をお持ちの方々ばかり。共演するのが楽しみです。

とはいえ、ここのところ演奏の機会がぐっと減って、今年に入ってからは年明けの「馬鈴薯のための演奏会」への出演だけだったので、連休前の4月24日「俺の縄文」でちょこっと演奏させていただくことにしました。残念ながら写真など記録を残していないのですが、この時は新しい試みとして既存のレコードをバックに流しながら演奏するという形を取ってみました。バックに使ったのは風の音や鳥の声、焚き火の音などのフィールドレコーディングにクリスタルボールの音を絡ませたアンビエントな音源(MED MILLIGAN, CONSIDERABLE(LAAPS-SEQ.04-LP28))。この上に《べんべん》《巌窟王》を重ねました。演奏する本人はわりと気持ちよかったのですが、聴いている人はどうだったでしょうね。

6月まで、まだ少し時間が空いてしまうので、5月31日にもう一度演奏する機会をつくろうとまたまた「俺の縄文・番外編」としてソロライブをやってみることにしました。題して「ひょうたん音楽、公開リハ」リハはリハーサルにあらず、リハビリのリハという位置づけです。ここでもう一度、ケーブルの繋ぎ方の練習とか、エフェクターの使い方と効果の確認など、苦手分野をリハビリするつもりです。あ、もちろん楽器の演奏も!

演奏機会が減ったといいながら、今年はホーメイの葛目絢一さんからお誘いをいただき、7月15日に長野県諏訪郡富士見町(縄文の聖地!?)で、9月1日には長野県大町市で開催される「信濃の国 原始感覚美術祭2024」で一緒に演奏させていただくことになりました。何らか発信し続けていると、波長の合う方が見つけてくださいます。ありがたいことです、でれろん。

(1178日目∞ 5月20日)