【P探】プレスリリースを通して世相を探っているような気がする「プレスリリース探訪(略称:P探)」です。

2025(令和7)年の世相を映す言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」が12月1日に発表されました。

もういろんな媒体でニュースになっていましたので、ほとんどの方には旧聞でしょうけど…。

年間大賞は高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

賛否両論はさておき、この大賞を含めてトップテンに入ったのが…
「エッホエッホ」
「オールドメディア」
「緊急銃猟/クマ被害」
「国宝(観た)」
「古古古米」
「戦後80年/昭和100年」
「トランプ関税」
「二季」
「ミャクミャク」
…でした。

正直に申し上げますが、僕は「エッホエッホ」を知りませんでした。

みなさんはご存じでしたか。
僕と同じく「えっ何、それ?」という方は検索してみてくださいね。

流行語といえば「メディアシーク」も同社提供のスマホアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」で「2025年を象徴する流行語・バズワード」を調査しています。

その結果は以下の通りです。

1.ミャクミャク(17.1%)
2.古古古米(15.2%)
3.物価高(10.3%)
4.ビジュいいじゃん(4.0%)
5.エッホエッホ(3.8%)

ここにも「エッホエッホ」が入っていて自分の情報感度の鈍さを重ねて反省しました。

それはさておき、以上の結果をざっくりまとめると…。
「戦後80年」で「昭和100年」の今年(2025年)も、いろいろありましたね…ということになります。

このいずれにも出てくる「ミャクミャク」は言わずと知れた大阪・関西万博の公式キャラクターです。

「言わずと知れた」と書いてしまいましたが、ご存じなかった方は、僕の「エッホエッホ」のようなこともありますから、これを機に覚えてみるのもいいかもしれません、知らんけど。

大阪市役所前の「ミャクミャク」像。クリスマス前に撮ったので、まだサンタクロース仕様です。12月27日に大阪・南港(なんこう)のATCへ移設され、来年3月末まで展示されています=2025年12月19日、大阪市北区中之島

大阪市役所前の「ミャクミャク」像。クリスマス前に撮ったので、まだサンタクロース仕様です。12月27日に大阪・南港(なんこう)のATCへ移設され、来年3月末まで展示されています=2025年12月19日、大阪市北区中之島

…というわけで、今年は大阪・関西万博は無視できないようで、こんなプレスリリースを見つけました↓

大阪・関西万博「成功だった」7割以上 東大生の財団と産経R&Dがアンケート調査

「産経リサーチ&データ」が一般社団法人「ルール形成戦略機構」と共同で、大阪・関西万博についてのインターネットアンケートを実施していまして…。

「大阪・関西万博が成功だったと思うか」と尋ねたところ…。

「成功だった」(37.3%)、「どちらかといえば成功だった」(37.0%)と評価する人があわせて74.3%にのぼり、約7割が“成功”と捉えていることが明らかになりました。
特に万博に行った方は「成功だった」「どちらかといえば成功だった」合わせて87.8%となり、行かなかった方の66.9%と大きな差がありました。

…とのこと。

    「大阪・関西万博が成功だっとと思うか」アンケートグラフ「大阪・関西万博が成功だったと思うか」

「成功かどうか」を多数決で決めていいのか、という意見もあるでしょうけど、「成功」だとの判断のほうが多いのは明白ですね。

1970(昭和45)年の大阪万博の興奮と熱気を反芻してオトナになった僕は…。
「成功といわれたら、そうかもしれんけど、55年前の万博は、もうそれはそれは……」と恍惚として心のなかで思ったつもりが、実際に口に出てして言ってしまっていたという自制心が衰えた“懐古おじ界隈”なので、どうも飲み込めん部分もあるんですけどね。
仕方ないです。
「成功」ということで手を打ちましょう。

さて今、これを書いているのは暮れも押し詰まるという時期です。

読んでくださっている方のなかには「もう年は明けてるで」という方や「もう8月や」とか「今は2069年の10月です」というケースもあるかもしれません。
「まだ2019年の8月やで」という方には未来の参考していただきたく存じますが…。
それはそれぞれで、飲み込んで消化してくださいますよう、お願いします。

で、年末といえば、大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」が話題になります。

日本経済新聞の電子版(2025年1月2日)によりますと、昨年(2024年)の大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」は第2部の関東地区の平均世帯視聴率(総合テレビ)が32.7%で、2部制となった1989年以降、過去2番目の低さだったそうです。

娯楽が多様化している現代に「32.7%」というのもスゴい数字ですけどね。

昭和の高度成長期には「紅白」を観ないと年が明けないような気さえする、国民的行事でした。

NHK公式サイトの「紅白歌合戦ヒストリー」のなかの「8000万人が見た<紅白>。空前の視聴率を記録。」によると、昭和38(1963)年の第14回紅白の視聴率は81.4%!

すでに布団に入って寝てた、とか、ラジオで聴いた、という人以外、体感的にはみ〜んな観てる状態です。

なので、その数字の前には「32.7%」という視聴率も「衰退」「凋落」「低迷」という印象が重ねられてしまうわけですよね。

では今年はどうなんでしょう。
「昭和100年」「戦後80年」に加えてNHK的には放送を始めてから「100年」という節目も加わって関係者界隈の気合は半端ないような気がします。

過去最低なんて視聴率になると出世に響くという職員さんもいるかもしれません。

僕なんか、この30年くらいは「紅白」は観なくても視聴率には関心があります。
一方で、視聴率も含めて「ノーマーク」「関心がない」どころか、「コーハクってナニ?」という方々も増えているんじゃないですかね、知らんけど。

で、こんなプレスリリースがありました↓

発表!年末年始子供と観たい番組ランキング 2位は「お笑い」1位は?AI相談の時間も登場⁉/いこーよファミリーラボ調査【2025⁻2026年年末年始の子育て世帯の実態と予測調査第2弾】

子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営する「アクトインディ」の調査によると…。

年末年始に子供と観たいテレビ番組で、最も多かったのが「紅白」でした。

年末年始子供と観たい番組ランキング

「家族で楽しい時間を過ごすのにぴったり!」というコメントが多かったそうで、ざっくりいうと「無難」ということでしょうか。

さらに…。

意外な結果!?令和の高校生の6割「今年の紅白歌合戦を見る」その理由とは…

10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」の調査によると、58.8%の現役高校生が「紅白」を「見る予定がある」と回答しています。

プレスリリースによると…。

紅白を見る理由で最も多かったのが、
「毎年見てるから!1年の終わりって感じ」
「毎年家族でみてるから」
「毎年家族と一緒に見ているから」
「毎年楽しんで見てるから。もうガキ使もないし…」
「年末といえば紅白だから」
と、毎年の恒例行事となっているという声。
SNS主流の高校生であっても、紅白歌合戦だけは治外法権なのかもしれません。

全国の現役高校生(男女)に、「今年のNHK 紅白歌合戦を見る予定はありますか?」という

アンケート調査

ざっくりまとめると「惰性」という言葉に集約されそうです。
プレスリリースにも「意外な…」とか「治外法権」とか、さっくりディスってる感がにじみ出ている気もします。
が、しかしです。
それも「権威」と「栄光」があってのこと。
大枠では「伝統」と「盤石」という表現が僕の脳裏の55%くらいを占めまして、多数決で「貫禄勝ち」ですね(←あくまで個人の感想・印象です)。

で、今年の「紅白」は、こんな感じ…↓

「しっかり盛り上げて、つなげていきたい」「第76回NHK紅白歌合戦」司会、綾瀬はるか&有吉弘行&今田美桜が表紙! 地上波・BS・CS掲載最強番組表!のデジタルTVガイド2月号(新春特大号)、本日発売

個人的には綾瀬はるかさんが司会なので、今年は、絶対に何がなんでも観ます。

「TVガイド」などのテレビ情報誌を発刊する東京ニュース通信社は、地上波+BS+4K+8K+CSオールイン月刊テレビ誌「デジタルTVガイド2026年2月号」

そして「紅白」が終わって…カウントダウンで「あけましておめでとうございます」。

元旦はというと…。

「元旦の過ごし方実態調査」成人男女200人の約7割が「家でゆっくり過ごす」と回答(ハッピーメール調べ)

「アイベック」が運営する出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール」が成人男女200人を対象にアンケート調査を実施していまして…。

元旦は「家でゆっくり過ごす」と回答した人が男女ともに最も多くて全体の約7割を占めています。

元旦の過ごし方調査結果

10位までのラインナップが、たとえば、20年前の結果だと聞いても違和感はないのは僕だけですか?

20年後も同じような結果だったとしたら日本には平和が続いているような気がします。(岡崎秀俊)