「六甲オルゴールミュージアム」(神戸市灘区六甲山町)は9月13日から開館25周年を記念して特別展「オルゴールシアター 宇野亞喜良のシンデレラ」を開催する。11月24日まで。同展に合わせて宇野亞喜良さんとコラボレーションした「神戸オルゴール」も販売する。
「オルゴールシアター」はアーティストのイラストや映像に、オルゴールなどの自動演奏楽器の演奏を加えた同ミュージアム独自の上演スタイルで、シリーズ化されている。
今回の特別展は日本を代表するイラストレーターのひとりである宇野さんが描いた絵本『シンデレラ』(文・石津ちひろ、フレーベル館刊)のイラストをスクリーンに投影し、アンティーク・オルゴールなどの生演奏をスタッフによる朗読と共に上演する。
上演は午前10時30分から午後4時30分まで毎時30分から各回約15分間。入館料(中学生以上は1030円、4歳~小学生は510円)のみで鑑賞できる。
併設のミュージアムショップ時音では、絵本『シンデレラ』のイラストを使用したオリジナル・ケースの神戸オルゴールを数量限定で販売する。2種類のデザインの12角形透明アクリルタイプ(本体価格3978円)と、ウォールナット宝石箱タイプ(本体価格15000円)の計3種類。ウォールナット宝石箱タイプはシリアルナンバー付きの特別仕様で、15台限定製作となっている。
館内のシュトラウス・カフェでは、特別展の期間限定メニューを販売する。シンデレラの物語に登場する、かぼちゃの馬車にちなんだ「かぼちゃニョッキのラクレットチーズグラタン」(サラダ、スープ、パン、ドリンク付き)」を宇野亞喜良がデザインしたランチョンマットで提供する。
特別展の詳細は同ミュージアムのウェブサイトで。
同展は神戸・六甲山上を舞台に展示される数々のアート作品を、ピクニック気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」の会期中の企画で、同ミュージアムも会場のひとつとなっている。