【できそうな太極拳】第6回 左足で立つ、右足で立つ

第6回  左足で立つ、右足で立つ

ゆるゆる動く太極拳の6回目です。ここで行う太極拳は「二十四式太極拳」といって、古くからある太極拳の数ある動きの中から二十四手をとりあげてまとめたもの。全体で10分ほどですが、8回に分けてご紹介しています。

前回は大きく転身し、蹴り出して終わりました。そのつづきです。今回は片足立ちを2回します。まずは左足で、次は右足で。やってみましょう。

今週の目標:(16)左下勢独立(17)右下勢独立

topic_01「沈む」
topic_02「片足を出す」
topic_03「手で差し込んでいく」
topic_04「片足に乗って、もう一方の足を引き上げる」

(16)左下勢独立_ズオシアシドゥリ
沈んだ姿勢から片足立ちになる場面です。二十四式太極拳の後半は「片足立ち」や「低くなる動き」が出てきますが、無理のない高さで練習を続けましょう。
シアシドゥリも左右で同じ動きを反転しています。
「沈む→片足を出す→手で差し込んでいく→片足に乗ってもう一方の足を引き上げていく」という流れですが、動画では向きによって見えない部分も出てきます。左右セットで取り組みましょう。

(17)右下勢独立_ヨウシアシドゥリ
こちらも(16)の左足で立つシアシドゥリと同じ流れ。
この6組目はなかなかにむずかしい組です。無理に低くなろうとすると、どうしても上半身(肩)に力が入ったり、スピードが速くなってしまったりします。まずは、大まかな流れを身につけるよう練習しましょう。

44秒です。

by 洲濱紀子

前回はこちら。

二十四式全部はこちら。10分39秒です。