久しぶりのコマまわしです。しかもすごい回りっぷり!本格的!伝統的!

場所は、姫路市香寺町にある「日本玩具博物館」です。

前々からその館の存在はなんとなく知っていましたが、初めての訪問。姫路駅から播但線に乗り換えて、17分。そこから徒歩15分。ちょっと、そこそこ、けっこう遠い。田舎の土蔵に郷土玩具を並べているだけだろう、なーんて思ったら、大間違いです。(じつは最近までそんな風に思ったりもしていましたが、大間違いでした)

「日本玩具博物館」は、日本の郷土玩具、駄菓子屋の玩具、近代玩具、海外160カ国の玩具と人形など、総数なんとなんと9万点を所蔵しているトイ・ミュージアムです。2016年にはミシュラン・グリーンガイドの二つ星もとっています。

白壁土蔵造りのどっしりと落ち着いた建物、中庭には茶花が植えられています。展示棟は1〜6号館まであり、ガラスケースの中には玩具が並びに並んでいます。

「遊びのコーナー」もあり、2号館ではコマやだるま落とし、けん玉、お手玉などで遊ぶことができました。3号館の同コーナーでは、ヨーロッパなどの木製玩具で自由に遊ぶことができます。

コマを回してくださったのは、日本玩具博物館の学芸員、尾崎織女さん。オサキアヤメさんとおっしゃいます。すてきなお名前は、七夕のお生まれだから、とか。七夕飾りの研究もなさっていて、姫路の七夕飾りのコーナーもありました。

この日のコマは、追いかけコマ。糸を巻き上げてコマを回し、お皿の上に乗せます。そのコマに添わせるように二つのコマならぬ円盤を置くと……、二つの円盤が回りながら追いかけあうのです。

あー楽しい〜面白い〜。

「日本玩具博物館」のマークはコマ! しかし、コマの撮影にだけに博物館に行ったわけではありません。

それについては、近日中に、尾崎織女さんの記事を公開します。お楽しみに!

by 塚村真美

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