「ベアーズ・クロニクル」の取材・執筆をしている石原基久さんです。石原基久さんは、ガンジー石原という名前で音楽活動もしています。フジロックフェスティバルにも出たことがあります。代表曲は「人間はカトリセンコウ」。ちょうどカトリセンコウみたいなコマが手に入ったばかりだったので、ガンジーさんに回してもらいました。
なんでガンジーなのかというと、マハトマ・ガンジーに似ているからではありません。それは80年代、プレイガイドジャーナルの編集をしていたころ、編集部で使っていた「ガンヂーミスノン」という修正液のパッケージに描かれていたマハトマ・ガンジーを思わせるイラストに似ていたからです。それでガンジーというあだ名がつきました。
そのころ、中島らもさんに「チャーハンをおかずにごはんを食べる男」としてずいぶん気に入られ、伝説のテレビ番組「なげやり倶楽部」に出たり、らもさんの劇団リリパットアーミーに出演したりして、芸名はガンジー石原だったので、ガンジーの方が通りがよく、みんなからガンジーとかガンジーさんとか呼ばれています。
ガンジーさんの代表的な仕事といえば、1993-96年に自社のFALLから発行していたアンダーグラウンド音楽雑誌『G−SCOPE』でしょう。ジースコがあって、「ベアーズ・クロニクル」ができている、というわけです。
これからもよろしくお願いします!
by 塚村真美