ひょうたんで遊んでもらえてうれしいな♪
by 丸黄うりほ
東京・国分寺の「むらさきMUSICラボ」に、我が家にストックしていたひょうたんをいくつか、箱詰めにしてお送りしました。
「むらさきMUSICラボ」は、もともと幼稚園の先生だった坂本真理さんが、旧「むらさき幼稚園」の跡地の一部を使い、2016年に設立。「コドモとコドモ心を持つみんなが集まる音楽のお城」(ウェブサイトより)として、リトミックのクラスや研修が行われるなど、真理さんの多岐にわたる活動の拠点となっています。
真理さんはヒョータニストでもあり、ひょうたん楽器シェケレの制作もされていて、5月7日に大阪・北浜で開催した「ひょうたんフェスティバル」にも自作のシェケレを持参してご参加くださいました。
持ってきてくださったシェケレのうち3個は、我が家で収穫した百成ひょうたんと千成ひょうたんを使って編んでくださったもの(写真①)。もともとは私自身が真理さんから編み方を教わって作る予定だったのですが、諸事情で挫折してしまいました(「ひょうたん日記」972日目)。
編んでいただいたお礼として、お代を払うよりも「ひょうたんが欲しい」と真理さんが提案してくださったので、前述の箱詰めひょうたんを送ることになったのです。うっかりして送る前に写真を撮り忘れてしまったのですが、百成4個、大ひょうたん1個、アメリカひょうたんの雑種1個、鶴首ひょうたん2個、昨年の千成「ネルウァ」3個ほど、それ以外の千成も6個ほど入れたんじゃないかなと思います。
希望されていたほど大きな実のストックがなく、中くらいの大きさのものが多かったので申し訳ないなと思っていたのですが、真理さんから届いたメールとお写真をみると、喜んでいただけたようでほっとしました!
写真②は、私が届けたひょうたんで、ラボに通ってらっしゃる親子の「国旗大好き君」と「Sママさん」が遊んでおられるところです。国旗大好き君は、いろんな形や大きさのひょうたんを見て、「まるで、図鑑だね!」と喜んでくれたのだそう!
ラボの裏手には真理さんの義父母がつくられた「放ったらかしひょうたん」コーナー(写真③)が常備されているらしく、ふだんからひょうたんを知っている子どもたちだと思うのですが、鶴首ひょうたんのような形のものはもしかしたら初めて見たのかな?「ひょうたんには大人の身長より大きいのもあるし、アクセサリーになるような小さいのもある。くびれがあるのも、ないのもある。丸っこいのも、細ながーいのもある。表面がいぼいぼやトゲトゲのもあるんだよー!」と教えてあげたい!
ところで、「むらさきMUSICラボ」の子どもたちは、ひょうたんでいろんな工作にもチャレンジしているそうです。真理さん直伝のシェケレ制作を初め、ランプをつくったり、絵を描いて楽しんだり……。今年も8月になったら「ひょうたんで何かつくる日」というワークショップを開催する予定なのだとか。(写真④⑤⑥)
まさにひょうたんとアートの英才教育!子どもたちの自由な発想、柔らかな頭から、どんなひょうたん工作が生み出されるのか……?真理さん、また報告してくださいねー!
(987日目∞ 5月30日)