やっと!ひょうたんが芽を出してくれました!
by 丸黄うりほ
4月9日に温め始めた千成ひょうたんとオオナガユウガオのタネがどちらも不調で、別の千成ひょうたんのタネを18日にまきなおしたことを、先週お伝えしていました。ここまで2週間もかかってしまいましたが、ようやくぽつぽつと芽がでてきました!
最初に芽を出したのは、イチかバチかでまいてみた自家採種の千成ひょうたん「ネルウァJr.」たちでした(写真①)。私はもともとタネの自家採種をしない主義で、それには大した理由はなかったのですが……。
しかし先の千成ひょうたんのタネ(仮にA社のものとしておきましょう)が、ちゃんとしたメーカー品のはずなのに全然発芽しないので、仕方なく去年の「ネルウァ」の実に残っていたタネを……正直いうと半分ヤケになって……まいてみたのです。すると、3日後の21日に3つ発芽しました!続いて、新たに購入した「サカタ」の千成ひょうたんのタネもどんどん発芽してきました!
よかった!これでなんとかひょうたん栽培のスタートラインに立つことができたようです!
その後、疑惑のA社のタネも1つだけ芽を出しました。オオナガユウガオも2つ発芽しました。オオナガユウガオは、温めて根が出るところまでは正常でしたので、こちらは私の植え方がまずかったのでしょう。おそらく深植えしすぎてしまったか、土に混ぜた水が多すぎたのが原因だと思います。
そんなこんなで、今のところ、サカタの千成8ポット、「ネルウァJr.」の千成4ポット、A社の千成1ポットと、オオナガユウガオ2ポットの合計15ポットが芽を出してくれました。
いま、我が家ではひょうたんを三段階に分けて育苗しています。
第一段階。プラスチック容器に入れたタネと、まだ芽を出していないポットは、引き続き育苗ヒーターマットの上に置いて28℃くらいで管理しています(写真②③)。
第二段階。土からむっくり芽を出したポットは、窓際へ移動。温度を下げつつ、ふんわり日光に当たるようにします。(写真④)
第三段階。双葉が持ち上がってきたら、発泡スチロールの箱に移してベランダへ出します。午前中など気温が低い時は、ビニールの覆いで保護し(写真⑤)、気温が上がってきたら覆いを取るようにしています(写真⑥)。
日によってお天気や気温がずいぶん違いますし、時間帯によっても変わります。そんなわけで、朝起きてから夜寝るまで、ほぼひょうたんの世話に振り回されている私であります。
芽が出始めた苗ポット15個以外に、育苗ヒーターマットで保護しているポットは20個もあり、全部が芽を出すとは思えませんが、これ以上増えたら今度は作りすぎになってしまいます。なかなかうまくいきません。まあ、足らないよりは全然ましですけど……。
(965日目∞ 4月25日)