ココナッツにマダラの皮、共鳴胴としてひょうたん

by 奥田亮

先週の小布施町。今が盛りの春景色(おぶせミュージアム)

4月16日(日)開催。「境内アート×苗市」

先週のでれろん暮らしで、ソメイヨシノももうすぐと記していましたが、あっという間に満開。去年より九日早かったようです。しばらく花を楽しみましたが、雨が降ってけっこう散ってしまいました。儚いもんですね。先発隊の枝垂れ桜はもはや葉桜を通り越してただの緑の木になりました。

毎春、曹洞宗の古刹「玄照寺」で開催されるアートイベント「境内アート×苗市」が、来週16日(日)に開催となります。我々も実行委員として動いています。アート展示やパフォーマンス、クラフト作家のブース、古本などが並びます。今年は短編映画の公募もあって盛りだくさんです。いつもなら満開の桜が春の縁日を盛り上げてくれるのですが、今年は桜が残っているかどうか微妙なところです。お近くの方はぜひお出かけください。

そんな中、ひょうたんの苗はいまだ何の変化もないように見えます。先週はけっこう暖かかったのですが、今週からまたちょっと気温が下がるとか。去年も結局5月に入ってからようやく発芽したので、まだまだ時間はかかるかもしれません。少しでも早く発芽してくれたら、生育期間も長くなり十分成長させることができるのですが。

さて、でれろん暮らし138号でご紹介させていただいたひょうたん楽器制作のホープ(?)愛拓さんが、魚の皮で太鼓を作ったようで、インスタグラムにアップしていました。皮は大きなマダラを魚屋さんで購入し、その皮をはいでなめしたとのこと。もちろん身はおいしくいただいたとのことです。

愛拓さんがナメしたマダラの皮

たしかに魚の皮の太鼓はどこかで見たことがあったのですが、よっぽど分厚い大きな魚の皮を使うんだろうなと思っていたので、まさか魚屋さんで売っている魚でもできるとは思っていませんでした。確かに魚の皮はよく焼けばカリカリとおいしいですが、生だと結構弾力があってなかなか噛みちぎれなかったりします。意外と丈夫なんですね。

興味が湧いたのでググってみたら、インドネシアの魚の皮の太鼓とか小さなタンバリンとか出てきました。そんな中、日本玩具博物館のサイトに、淡路島の河豚(ふぐ)太鼓というのが出てきました(こちら)。蛸壺(たこつぼ)漁がさかんな淡路島では、捨て置かれたイイダコ用の小さな蛸壺に、捕まえた河豚の皮を張って小さな太鼓を作った遊んだのだとか。これは実物を見てみたいですね。ひょうたん河豚太鼓、できそうです。

愛拓さんの魚の皮太鼓のダラブッカは、ココナッツにマダラの皮を張り、共鳴胴としてひょうたんをくっつけていて、名付けて「マダラブッカ」。動画を見るとけっこういい音がしています。そういえばうちの雪の下ひょうたん(IPU)がちょうどサイズ的にも大きさ的にも太鼓になりそうな感じだったので、これは愛拓さんに託そうと思います。楽しみです。でれろん!

(954日目∞ 4月10日)

「マダラブッカ」。愛拓さんのインスタグラムへ