春のひょうたんアクティビティ準備中!
by 丸黄うりほ
まだまだ肌寒いですが、日差しの色に春を感じる季節となりました。
ヒョータニストさんたちの間では、そろそろ「今年はどんなひょうたんを育てようかな?」という相談や計画が始まっています。昨年育てたひょうたんのタネを採取したヒョータニストさんたち同士が、お互いのタネを交換するという動きもあるようす。私自身は、ヤマミーさんからいただいたナガユウガオが本命(写真①)。あと、少し千成ひょうたんの苗も作ろうかなと考えています。
我が家のひょうたん栽培は、いつも1プランター、1苗主義なので、ナガユウガオが本命なら、なぜ千成ひょうたんの苗を育てるのかと疑問に思われたかもしれません。
ひとつは保険です。昨春はマランカという珍種ひょうたんのタネを蒔いたのですが1つも発芽せず。仕方なく、1カ月も遅れて千成ひょうたんの苗を作るハメになりました。
もうひとつは、5月7日(日)に大阪・北浜の「サロン喫茶フレイムハウス」さんで、「ひょうたんフェスティバル」を計画中だからです。
この「ひょうたんフェスティバル」、まだ細かいところは決まっていないのですが、興味をもってくださった方にひょうたんの苗をお配りして育て方を伝授する「ひょうたん栽培講座」と、ヒョータニストのフェイ・ターンさんによる「ひょうたんランプ作り」、ヤマミーさんによる「ひょうたん温灸器作り」、わたくし丸黄うりほによる「ひょうたんふえ作り」のワークショップを行おうと考えています。ひょうたん栽培初心者の方にも育てやすい千成ひょうたんの苗を、そのために用意しようかと思案中なのです。
2022年に収穫したそれぞれのひょうたんの出来栄えを見せ合う「ひょうたん見せ見せ会」もやりたいと思っています。会場の「フレイムハウス」さんには「特製ひょうたんハヤシライス」も作っていただく予定です。
できるだけ多くの方に、ひょうたんに興味をもってほしい。その入り口にしていただけたらいいなぁ。
さらに。さらに。
ひょうたん好きのみなさんにぜひお伝えしておきたいビッグニュースが、もうひとつあります。日本で最も権威のある愛瓢家団体「全日本愛瓢会」の全国大会が、6月8日(木)と9日(金)に、兵庫県神崎郡神河町で開催されることが決定しました。コロナ禍のために3年間も延期され、久しぶりの開催です!
全国の愛瓢家が集結し、愛瓢家たちが育て作り上げたひょうたん工芸品が一堂に集められるという一大イベント。私も、今年になってようやく正式に「全日本愛瓢会」の会員にしていただきましたので、会合に駆けつけようと思っています。
2023年は、ひょうたんなイベントが目白押し!みなさまもぜひ、ご予定くださいね。
(945日目∞ 3月10日)
※次回946日目は奥田亮「でれろん暮らし」、3月13日(月)にアップ。
丸黄うりほ「ひょうたん日記」は3月末まで春休みをいただき、4月4日(火)から再開します。奥田亮「でれろん暮らし」は3月も連載します。