ひょうたんだらけの大阪グルメ〈串かつ  ひょうたん〉

by 丸黄うりほ

①なんば千日前通にある〈串かつ ひょうたん〉本店

②中へ入ると、いきなりひょうたんがぶらぶら

③店内の柱にもひょうたんがいっぱい!

④天井近くのひょうたん飾りは、秀吉の馬印風

⑤大きな陶器製のひょうたんも

⑥ライトシェードもひょうたん型!ちょうちんにもひょうたん型!

⑦個室の仕切り。こんなところまでひょうたんが

⑧なんとなくひょうたん型の串かつ

⑨そばめしがとてもおいしかったです

「ひょうたん日記」929日目に紹介した立呑み〈晩杯屋〉と、昨日(938日目)紹介した日本料理店〈美松〉のひょうたんグルメ情報をくださったコンさんと、今度はなんば千日前通にある〈串かつ ひょうたん〉に行ってきました。

このお店はずばり店名がひょうたん。大阪ミナミのにぎやかな界隈にあり、何度か店の前を通り過ぎて、そのたびに気になっていたお店です。今回コンさんに背中を押していただいて、ここも「今こそ、行かねばなるまい!」という気持ちになりました。

出かける前にネットでチェックしてみると、〈串かつ ひょうたん〉は本店とウラナンバ店の2店舗がごく近くにあることがわかりました。ウラナンバ店のほうが新しそうでしたが、本店のほうにはひょうたんの飾り物があるようです。メニューはだいたい同じような感じ。

というわけで、ヒョータニスト的には本店のほうに決まりです!

大変なグルメで街歩き得意なコンさんの後について、久しぶりにやってきた千日前界隈は、一時に比べると人出も多くなり、かなり活気を取り戻しているように感じました。串かつは、大阪グルメとして観光客に大変人気があるようですが、大阪住みの私などはかえって年に数回食べるかどうかです。

写真①をご覧ください!どどーんと大きな字で「串かつ」と書かれたこちらが、〈串かつ ひょうたん〉本店の入口です。黒で描かれた紐付きひょうたんは、このお店のトレードマーク。赤い縦文字で書かれた「ひょうたん」までが、ひょうたん型っぽい。

自動ドアがすっと開いて中へ。入ると、いきなりひょうたんがぶらぶらです!(写真②)

お店の柱にもひょうたんがいっぱい!(写真③) さらには天井近くにも!(写真④)どうやら、どれも本物のひょうたんです。あちこちにあるので、うれしすぎて写真を撮るのが大変。

さらに、カウンターには陶器製の大ひょうたんも鎮座していました(写真⑤)。

天井からぶら下がったライトシェードも金のひょうたん型。その横に下がったちょうちんにもひょうたんが描かれています(写真⑥)。メニュー表やお箸にもトレードマークのひょうたんが印刷されていましたし、お店のスタッフのみなさんが着ている黒いTシャツにも、同じひょうたんが白でプリントされていました。個室を仕切るために下げられた暖簾にも、ひょうたんプリントが見つかりました(写真⑦)。

まさかここまでひょうたん推しのお店だったとは!単に店名がひょうたんなだけだろうと思っていたのは大違いでした。

ただし、お料理にはひょうたん的なものは皆無でした。「ちょっとひょうたんに見えるかな?」と言いながら、コンさんと私は串かつとなぜか神戸名物のそばめしを注文(写真⑧⑨)。ビールでひょうたんに乾杯しました。

(939日目∞ 3月2日)