ひょうたん漬けがある立呑み「晩杯屋」
by 丸黄うりほ
「ヒョウタン総合研究所」や「オール電化ひょうたん」のライブによくきてくださって、いつも写真や動画などを撮ってくださるコンさん。フットワークがとても軽い方で、おいしい居酒屋さんや食事処などもよくご存知です。そんなコンさんから、「メニューにひょうたんの漬け物がある居酒屋を見つけましたよ!」という情報をいただきました。
お店の名は「晩杯屋(ばんぱいや)」。居酒屋さんがひしめく、大阪駅前第3ビルのB1階にあります。赤いちょうちんに電飾付きの看板、「晩杯屋」という店名の横には「昼間っから」という文字が読み取れます。これは、酒飲みにとって大変危険な雰囲気です(笑)。
お店の中を覗き込むと、お客さんの大半が男性です。しかし、みなさん実に楽しそう。というわけで、私も思い切って入ってみることにしました。
立呑みなので椅子はないんですが、店の奥の方に場所を確保し、まずは目の前に立てられたメニューを確認。表面がお酒で、裏面に「本日のオススメ」が出ています。品数がとても多く、しかもべらぼうに安い! お酒は200円台から、おつまみは100円台からあります。
目当てのひょうたんは……!
ありました! しかも、赤い印がついていて、「オススメのなかのオススメ」といった感じです。
私はさっそく「ひょうたん漬け」を注文し、追加でおでんと蒸し豚、ゴールデンチューハイという、ちょっといい方のチューハイを注文しました。
運ばれてきた「ひょうたん漬け」は、小皿に2個入っていました。食べるのがもったいないくらい可愛いです!
この大きさと形は、おそらくベトナム産食用ヒョウタンの漬け物ではないかと思われます。はっきり言って食用ヒョウタンは希少であり、高級品なのですが、これを2個150円(税込)で出しちゃってもいいのでしょうか?
追加で注文したおでんにも驚愕しました。130円(税込)だったら単品だろうなと思っていたら、なんとチクワとこんにゃくと玉子の3品が入っていました。蒸し豚もとろけるように柔らかくて、とてもおいしかった。
ひょうたんは少しコリコリとして、塩気がきいていてアテにぴったり! いやー、これはリピートしたくなります。
お店の方に「ひょうたん漬けが目当てで来ました」と正直に言いますと、「あるうちにまた来てください!」とのお返事。どうやら、このお店のメニューは頻繁に変更になるそうなのです。ひょうたん漬けはまだしばらくはあるそうですが、いつなくなるかお店の人にもわからないとのこと。
レシートを見てまたまた驚愕。これだけ食べて飲んで790円。しかも、1カ月以内にレシート持参来店でおつまみ1品サービスと書いてあります。いったいどういう価格設定なのでしょうか?
コンさんによると、「晩杯屋」は十三と天王寺にもお店があるそうです。ネットで調べてみると本社は東京で、都内にはたくさんお店ができているようでした。それらのお店にも「ひょうたん漬け」はあるのかな?みなさんもお近くの「晩杯屋」に行って、ぜひ確かめてみてください。
(929日目∞ 2月15日)