ひょうたんがいっぱい!瓢箪山稲荷神社の夏祭り(2)

by 丸黄うりほ

①「天龍小若丸一家」の河内音頭奉納が始まりました

②お揃いのひょうたんプリントTシャツの皆さん!

③「きよちゃん」は地元・瓢箪山の踊り手グループ

④可愛いひょうたん♡ このシャツ欲しい

⑤ちょうちんにもひょうたんマーク!

⑥踊りの輪とともに夜が更けていく……!

昨日の続きです。最大の目当てだった「瓢箪山音頭」も無事に見ることができて、「よかった、大満足!」……と思って、しばしぼんやりとしていた私。すると、「盆踊りはここからが本番ですよ!」という声が。

じつは、瓢箪山稲荷神社の境内で2022年度ヒョータニストの金森幹夫さんにばったり会ったのです。「昨日の宵宮も来てたんですよ」と金森さん。えっ?金森さんってたしか三重県の方だったはず。東大阪は遠いのに、そんなにひょうたんがお好きなの?

と、一瞬思ったんですが、そうではなくて、金森さんの目当ては盆踊りなのだそうです。生演奏のついた河内音頭や江州音頭が大好きで、夏の間はあちこちの盆踊りをウォッチングして回っているのだとか。いろんなライブハウスをこまめに回ってらっしゃる音楽通だということは知っていましたが、まさか盆踊りまで押さえていらっしゃるとは。

すっかり暗くなって、ちょうちんの輝きも増してきました。

歌う人と楽器演奏をする人が舞台に立ち、「天龍小若丸一家」による河内音頭奉納がにぎやかに始まりました。金森さんによると、音頭を奉納する人たちはこの日は7組で、そのうち6組が河内音頭、1組が江州音頭なのだそうです。1組目は、河内音頭の勝正さんという方(写真①)。踊り手さんたちも、金森さんのよく知った顔がぞくぞく集まってきているとのこと。関西一円から中部まで、あちこちの盆踊りに踊りにきているその界隈の有名人が多いのだとか。知らなかった、そんなことになっているのか!盆踊りシーンは大変深くて熱いのだなと思いました。

と、その時です。私の「ひょうたんアイ」が、「ガーガー!ピーピー!ひょうたん発見!ひょうたん発見!」と激しく叫び出しました。なんと、お揃いのひょうたんプリントシャツを着た踊り手さんたちの一群が!(写真②)

私はグループのお一人にお願いして、シャツのバックプリントと胸のプリントを撮らせていただきました(写真③④)。胸には「清」、バックには「きよちゃん」と書かれています。

その方によると、「きよちゃん」というのは踊り手さんのグループ名で、この名でもう20年ほども活動しているのだそうです。なぜ「きよちゃん」なのかというと、リーダーが「きよちゃん」だから。きよちゃんは瓢箪山でお好み焼き店をしていた方で、もう今は店はやめてしまったけど、そこに集まっていた人で盆踊りのグループを組んだのだとか。みんな瓢箪山が地元の人で、ひょうたんに愛着があるから、シャツもひょうたんマークなのだそうです。素晴らしい!

ああ、いいなぁ。やはり瓢箪山の人たちはひょうたんに愛を感じてらっしゃるのだ……。私は、お話を聞きながら、じーんと胸を熱くしておりました。

歌手が若手の方にかわり、音頭もかわりました。夜はこれから!とばかり、ますます踊り手さんも増えてきました。浴衣の人や、きらびやかな衣装を身につけた人も多くなってきました。3年ぶりの音頭奉納で、みなさんこの日を心待ちにされていたのでしょう。

うれしいたのしいにぎわいに、神社の境内を照らすちょうちんのひょうたんマークも、微笑んでいるように見えました。

(792日目∞ 7月20日)