いつもにも増して栽培しているではあーりませんか

by 奥田亮

キャベツの哀れな姿。

ナスの葉っぱもすっかり裸ん坊

雑草を育てているみたいな苗ポット。よく見ると双葉が……

図書館のひょうたんは順調です。

暑いです。まだ6月というのにこの暑さはないでしょう。外に出ると午前中から熱風が吹いています。夜になってもまだ暑く、19時半現在で、役場の前の電光掲示板に表示される気温が30℃ 。明日25日(土)の長野の最高気温予報がなんと35℃! 温暖化にもほどがあります。

そんな状況も手伝ってか、今年の菜園はなんだか虫が多くて、今までで一番野菜の虫食いが激しいのです。キャベツはある程度覚悟していたのですが、予想を超えて壊滅的。毎朝パトロールしてうねうねしているやつを見つけ、ポイっと遠くへ。芋虫も何種類かいるみたいです。芋虫だけかと思っていたら、ナメクジもいるではありませんか、あああ…。ナスの葉っぱも何かに食べられています。ナスまで食べられるなんて今まではありません。さらに赤紫蘇やバジルも。この間まで植えていた小松菜も、見るも哀れで結局ほとんど食べることができませんでした。土がまだ十分よくなっていないのでしょう。でも、レタス、春菊、キュウリ、カボチャは無傷。好む虫の種類が違うようです。ひょうたんも今のところ無事です。

ひょうたんの苗を育てていた衣装ケースは、もう用済みなのにそのまんまで放置。苗ポットで雑草を育てている状態だったのですが、よく見ると「???」ひょうたんの双葉を発見! 札を見てみれば「UFO」ではありませんか! なんと今ごろになって発芽していたのです。うぬぬ、これは育てないわけにはいかないですね。ということで、玉ねぎを収穫して空いていたところに定植してしまいました。

今年はひょうたんを栽培しない、と思っていたのに、気がつけばプランターでは百成と千成、水場では品種不明のこぼれ種ひょうたん、そしてUFOと、いつもにも増して栽培しているではあーりませんか。加えて図書館で栽培しているひょうたんも、たまに見にいってるわけで、去年以上にひょうたん栽培に勤しんでいることになってしまいました。

さてその図書館のひょうたん。子どもたちの熱心な水くれのおかげもあって、順調に成長しています。24日(金)には親蔓を摘心し、わき芽を取りました。この分だと来週にはネットを張らないといけなくなりそうです。ああ、やっぱりこうやって成長していくひょうたんを見ると楽しいですね。毎年育てたくなる気持ちもわからなくもないか、でれろん。

(776日目∞ 6月27日)