今年のひょうたん、マランカのタネをまきました!

by 丸黄うりほ

①栽培開始前に、資材消毒剤「イチバン」の出番

②ラティス、プランター、支柱、ベランダ全体も消毒

③「丸黄式ひょうたん発芽システム」

④マランカのタネは三角っぽく尖っています

⑤うまく発芽しますように!

ぽかぽかとした陽気な日が続いていますね。もう毛布もストーブも分厚いコートもしまわなくてはなりません。

ひょうたんのタネまきは、ソメイヨシノの開花時期にするとよいというのが定説なのですが、私の住んでいる大阪あたりではヤエザクラの時期のほうがうまくいくという感触をつかんでおり、毎年4月中旬にまくことにしています。しかし、今年はとてもあたたかい。ふと温度計をみるとすでに25℃あるではないですか! 25℃はひょうたんのタネが発芽するジャストな温度であります。まさにまきどき。

……というわけで。タネまきをする前にベランダの消毒を行いました。毎年使っている消毒剤は「イチバン」という名前なのですが、なぜこんな名前がついてるんでしょうか? 植え付けのいちばん最初に使うから?まあそれはおいといて。規定量の「イチバン」をじょうろの水に溶かし、プランター、支柱、プランターの下に敷く木片、ラティス、ベランダ用スリッパ、そしてベランダそのものまで、すべてにたっぷりとかけました。

農薬ですから地球にはまったく優しくないんですが、これをまいておくと、ひょうたんの病気の原因となる菌類の発生がかなりおさえられる。安心料として年に1回だけまかせてもらっています。(写真①②)

次に取り出したのは、「丸黄式ひょうたん発芽システム」でございます。黒い紙箱のなかに、温度計、小さめのタッパーとキッチンペーパー。それに、今年栽培予定のひょうたん、かど瓢=マランカのタネ。これですべてです。(写真③)

キッチンペーパーを水に浸してタッパーに敷き、その上にタネを置きました。タネ袋の表示では5粒となっていましたが6粒入っていました。1個おまけなんでしょうか。

初めてこの目で見るマランカのタネは、標準的なひょうたん(百成など)と大きさはそんなにかわらないようです。しかし、形は三角っぽく尖っています。タネのときから尖っているヤツ。どんなふうに育つのか、楽しみであります。(写真④)

温かな窓際に「丸黄式ひょうたん発芽システム」を置きました。ときどき温度チェックをして、温度が上がりすぎるようだったら箱のフタをあけます。夜間は風呂場に置いて余熱で温めようと思います。

そう、気持ちはまさに卵を抱く親鳥です。うまく発芽してくれますように。頑張れ、マランカ。みなさんも、どうぞ見守ってやってください。

(728日目∞ 4月14日 )