機運ともなりそうな気がしないでもありません

by 奥田亮

ようやく咲き始めた枝垂れ桜(西永寺)

本日4月9日、ようやくお向かいの西永寺さんの枝垂れ桜が少し開花しました。ソメイヨシノはまだ蕾で、この1週間で咲くつもりのようです。桜が咲き始めるとなんとなくソワソワしてしまいますね。コロナ禍で中止になっていたイベントも少しずつ復活しはじめ、次の日曜、4月17日には、3年ぶりに「境内アート小布施×苗市」 が開催されます。われわれも実行委員として関わっていて、今年は「タゴール・ソングス」 という映画を上映することになったり、にわかに忙しくなってきました。もしお近くの方がおられましたらぜひお出かけください。

「境内アート小布施×苗市」、3年ぶりの開催。

先週再び水に浸けたIPU。さすがに暖かくなってきましたし、もうすっかり中身も溶け出して表皮もつるんとむける予定でいたのですが、どういうわけか先週とあまり変わらない状態です。中身もまだまだ残っていますし、表皮もタワシでこすっても取れる気配がありません。仕方ないのでタワシの留め金のところでガリガリと表皮を削り落とすことにしました。でも、もう1週間すればさすがに取れるんではないか、という微かな期待を込めて、再び水に浸け戻しました。IPUは何だか素性が違います。

水浸けを終えて吊り下げていた百成はすっかり乾燥していました。表面に模様がついてしまったのはご愛敬。放置しておくとこんなことになるという見本みたいなものです。やっぱりできることならきれいに仕上げたいものですね。

IPUは1週間水浸けしてもあまり変化なし。ガリガリ表皮を削りとってみましたが、まだ少しかかりそう。

乾燥を終えた百成。

さて、菜園の様子を少しご紹介します。雪が解けてみると、採りそびれていた白菜やキャベツが元気に育っていました。白菜は巻かないまま放置してたので、菜花が咲き始めました。白菜の菜花は柔らかくておいしいのです。キャベツはこのまま放置しておくとちゃんと巻いてくれそうです。そして昨秋植えたニンニクがとても元気に育ってくれていました。今年はニンニクがよさそうです。ひょうたん畑に植えた玉ねぎも、小さいながらに元気です。今年は菜園教室をやっているKさんに個人指導していただくことになったので、たぶん昨年よりはいい環境になるのではないかと思います。楽しみです。

菜園の白菜(菜花)

そして、今年はひょうたん栽培をするのかどうか、という問題。現状では菜園にひょうたんを植える場所は確保されていませんし、まあ、今年は無理せずにお休みかな、と思っていたのですが、また栽培に関わらざるをえない状況になってきてしまいました。小布施町立図書館「まちとしょテラソ」の館長さんから、図書館でひょうたん栽培とワークショップを開催したいというご連絡があったのです。移住して10年、小布施ひょうたんオーケストラ結成の機運ともなりそうな気がしないでもありません。う〜ん。まだまだ腰が退けていますけれど。でれろん。

(725日目∞ 4月11日)