うれしいな♡ 福岡のお土産ひょうたん
by 丸黄うりほ
先週火曜からの「ひょうたん日記」で、北国街道・木之本と長浜を一緒に歩いてくださった中野由紀昌さんは、福岡市で「Edit Office 瓢箪座」を営んでいらっしゃいます。その中野さんに、お土産をいただきました!
なかでも真っ先に紹介したいのが、「孫次(まごじ)凧」(写真①)です。
「孫次凧」は明治末期に生まれた福岡県の特産工芸品。もともと北九州は冬の季節風が強く凧揚げが盛んな土地だそうですが、孫次さんが作った凧はよく飛ぶことで評判だったそうです。また、セミや河童をモチーフにした色鮮やかで楽しいデザインも人気の的でした。その意思を継いだのが二代目の竹内義博さん。絵付けは娘さんが担当し、北九州市内にアトリエを構えて親子二人三脚で頑張っておられるそうです。
「孫次凧」には干支モチーフのものがあり、なかにはひょうたん型をしたものも!大中小、ほかに飾り物(飛ばない)のミニサイズもあって、今回私がいただいたのはミニサイズ。カラフルで楽しい縁起物ひょうたん、我が家では神社のお札と並べて部屋の高いところに飾らせていだいております!
続いて写真②をご覧ください。福岡県はおいしいものの宝庫。とはいうものの、こんなに何種類もお土産をくださって恐縮です。
まず、左の「博多通りもん」は、バターが香る白あんのおまんじゅうです。こっくりとした味わい、まろやかな甘さでコーヒーにも紅茶にも日本茶にもぴったり。右上の箱は、「ネジチョコ ココア」。なんと、ネジのボルトとナットの形をしたチョコレートです。「官営八幡製鐵所関連施設」が世界遺産に登録されたことから、鉄をイメージして作られたのだとか。チョコでできているのに、ボルトとナットがちゃんと合うんです!すごい! (写真③)
そして、「ひょうたん日記」としては、どうしてもここに力こぶがくぐっと入る。九州銘菓、お菓子のみずまの「ひょうたんもなか」です!(写真④)
この「ひょうたんもなか」は、以前中野さんに教えていただいて、通販で取り寄せたこともあるほど。ちなみに、「ひょうたん日記」の536日目にも詳しく書いております。
このもなかのルックスの可愛さときたら、たまりませんね。つぶ餡、いよ柑、抹茶の三色餡はどれもおいしい。1個ずつから買えるそうですが、6個入りの「六瓢(むびょう)」と、3個入りの「三瓢子(さんびょうし)」は、ご覧のようにお相撲さん(=関取=咳取り)がひょうたんを抱えているパッケージ。咳封じの神様が祀られている枝光八幡宮のご利益まであるという、パーフェクトなお菓子です。
中野さん。ひょうたん好きのツボを押さえまくったお土産のかずかず、本当にありがとうございました!
さて、明日はそんな中野さんと「Edit Office 瓢箪座」の紹介をしたいと思います。ぜひお読みくださいね!
(688日目 ∞ 2月3日)
孫次凧 https://www.crossroadfukuoka.jp/traditionalcrafts/products/detail/25
お菓子のみずま http://www.okashinomizuma.com