ひょうたんの聖地は和歌山にもあるらしい!
by 丸黄うりほ
みなさんは初詣をされましたか? 私は氏神様である大阪天満宮にお参りしてきました。ここには瓢遊さんの「瓢箪石」(2021年10月19日の日記)もあることですし、ヒョータニストとしても行っておかねばなりません。
しかし、お正月の三が日、参道の天神橋筋商店街はラッシュ時のような混雑で、境内は身動きがとれないほどでした。「瓢箪石」も笹にくくられたおみくじの束にすっかり埋もれていました(写真①②)。氏神様がメジャーすぎる神社だというのも、なかなか大変であります。来年からはお参りの日程を考え直したほうがいいのかもしれません。
帰ってきてフェイスブックを見たら、つながってもらっているイトウメグミさんが私の投稿にすてきな写真を貼ってくださっていました。
……なんと、鈴なりひょうたんではないですか!これは一体?(写真③)
イトウさんの書き込みによると、こちらはイトウさんの知人がフェイスブックにアップされていた写真なのだとか。ご実家近くの神社に初詣された時に撮られたものらしく、なんと絵馬が本物のひょうたんです!「うりほさんなら喜ぶかなーと思って。彼女の了解を得てここに」と。うわー、ありがとうございます!
で、その神社はどこかというと、和歌山県の八上神社というところらしい。これは私も行ってみたい……と思い、さっそく調べてみました。
それによると、八上神社には熊野本宮までの九十九王子の一つである「八上王子社跡」があり、藤原定家の『後鳥羽院熊野御幸記』にもそのことが記されているらしい。つまり、熊野信仰の霊地であり、そのくらい古くて由緒のある神社だということがわかりました。
このひょうたん絵馬は、厄を封じ込める効果があると伝えられていることから奉納されているそうです。しかも、この神社のある西牟婁郡上富田町は、ひょうたんの産地でもあるのだとか!
上富田町・岡の大賀ハス池の近くには大規模なひょうたん農園があるらしく、ここでは人の身長ほどもある大きなひょうたんが栽培されているらしいです。また、上富田町・朝来にあるJR朝来駅の観光案内所では町特産のひょうたんを飾り物やランプにして販売しているという記事も見つかりました。さらに、上富田町・稲葉根トンネル西側にある深見橋の親柱にはひょうたんのモニュメント、またすぐ近くにも巨大なひょうたんモニュメントが立ち、そのそばにあるケース内には本物のひょうたんが展示されているらしいのです!
これは、近いうちに必ず行って、この目で確かめてみなければなりません。岐阜県の養老、滋賀県の長浜、兵庫県の有馬、東大阪市の瓢箪山のように町ぐるみでひょうたん推しの土地を、私は「ひょうたんの聖地」と呼んでいるのですが、この和歌山県・八上神社の界隈もどうやら「ひょうたんの聖地」であるようです。しかも、その由来がすこぶる古そうですし、他の聖地とはまた異なる所縁につながっているような予感がします……!
このあたりは南方熊楠にも所縁がありますし、なにか大きな「ひょうたん鉱脈」が隠されているかもしれない。
新年早々、今年の目標がまた一つ見つかりました!
(670日目 ∞ 1月7日)
※次回671日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、1月11日(火)にアップします。1月10日(月・祝)の奥田亮「でれろん暮らし」はお休みです。