有馬ひょうたんレポ(その12)有馬温泉ワイン
by 丸黄うりほ
有馬温泉のお酒屋さんで、ひょうたんなワイン「神戸ワイン 有馬温泉ラベル」を見つけました!
標準サイズ(750ml)とハーフサイズの赤ワインと白ワインがあり、赤ワインのラベルには寄り添うように並んだ2個のひょうたん、白ワインのラベルには豊臣秀吉のシルエットが描かれています。背景には風光明媚な有馬温泉と「太閤橋」が見えます。赤ワインのほうに描かれている橋は赤いので、「ねね橋」でしょうか。
私はひょうたんラベルの赤ワイン(ハーフ)を購入することにしました。本当は普通サイズの赤白を揃えて買いたかったのですが、持ち帰りの重さに負けてしまった。神戸は酒どころでもありますから、おそらくひょうたんラベルの日本酒なども見つかるだろうしなぁ、と思っていたのです。ところが、今回はこのワイン以外にひょうたんな酒類を見つけることができませんでした。
さて。神戸ワインとはどのようなワインなのか。少しウェブで調べてみました。すると、「神戸ワイナリー」のサイトがヒット。それによると……。
神戸ワインは、六甲山麓を望む神戸市西区、北区のブドウ園で栽培されたブドウだけから造られたワインなのだそう。醸造所が神戸であるだけではなくて、ブドウの栽培から神戸産なのがポイントです。「神戸ワイナリー」で栽培されているブドウ種は、赤ワイン用がカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ。白ワイン用がシャルドネ、リースリング、信濃リースリング。
私が購入した「有馬温泉ラベル」の赤ワインも、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのブレンドでした。ライトボディで、とってもフレッシュです。柔らかい渋みが感じられて、香りはベリー系で華やかです。
お料理は何が合うかなぁと考えてみたのですが、牛ヘレ肉のステーキとか、牛肉のタタキ、ローストビーフなど脂身の少ない赤身肉がぴったりなんじゃないかなと思います。神戸ワインだけあって、神戸ビーフとあわせるのが最上かもしれませんね。
(664日目∞ 12月22日)