有馬ひょうたんレポ(その5)太閤の湯・大浴場&露天ゾーン
by 丸黄うりほ
ぼぅぉぉぉ〜ぼぅぉぉぉ〜!!(法螺貝の音)
いよいよ出陣の時が来たっ!
フロントで受けとった浴衣に着替えたふじっこさんと私は、秀吉の馬印・千成ひょうたんの前で出陣式(写真撮影)を行いました。二人の浴衣の背中には「有馬温泉 太閤の湯」のひょうたんマークがキラリと光っています。大人用の浴衣には、赤・黄・緑・青の4色があり、私たちはひょうたん型がくっきり映える緑と青を選びました(写真①②)。
フロントがある3階から階段を降り、大浴場のある2階へと向かいます。降りた先には石の標本が展示され、温泉に含まれている成分や効能のことや、館内施設のことなどがビデオで解説されていました。そのケースの下にもひょうたんマークを発見(写真③)。
解説によると、「太閤の湯」の温泉は、「金泉・銀泉・炭酸泉」の3種類。室内大浴場と露天風呂のゾーンにそのすべての湯が揃い、各種蒸し風呂もたくさんあるようです。ほかに別料金で入れる貸切り風呂(写真④)やボディケアなどもあるようでしたが、とにかく広い。ふじっこさんとの厳重な協議の結果、われわれが本日中に全部のゾーンに入るのは時間的に無理ではないかということになり、今回攻めるのは基本料金ゾーンのみという戦略をとることにしました。
大浴場の入口はゆるやかなスロープになっていて、町のにぎわいの中、橋を渡っていくようなイメージです(写真⑤)。そして、どこもかしこもひょうたんだらけ!(写真⑥)
しかし、ここから先は温泉との戦い(入浴)が始まったため、もう写真を撮ることはできなくなりました(当たり前ですが風呂場は撮影禁止)。ということで、中でどんなひょうたんに出会えたか、覚えているかぎりの記憶を書き留めていくことにしますね。
まず大浴場の入口に、とてもきれいなすりガラスのひょうたんがありました。かけ湯のコーナーには、赤い口を開けた妖怪のような、おもしろい形のものが二つ。なんとこれもよく見るとひょうたんです。
金泉と銀泉、大きな二つの湯船が並ぶ大浴場の窓には大きな赤ひょうたん。その真ん中には茶室のような外観の「黄金の蒸し風呂」があり、なかにはかけ湯のところにあったのと同じおもしろい形のひょうたんがありました。そして、身体を洗うシャワーの台までひょうたん型のカーブを描いているのを発見。うーん、素晴らしい!
大浴場から続く階段を上ると、露天風呂ゾーンへ出ます。ここには源泉掛け流しの金泉岩風呂をはじめ、五右衛門風呂やハーブ風呂、炭酸風呂、足湯などがいっぱい。いろんな色や肌触りの温泉に入りまくれて、楽しすぎる!
しかし……、目当ての一つでもあった、ウェブで見かけたひょうたん型をした露天風呂はどこにも見当たりません。おかしい……。一体どこにあるのか?
とはいえ、あっちに入ったりこっちに入ったりしてはしゃいでいるうちに、私たちの全身はすっかりほこほこにやられてしまいました。温泉って本当に体の芯から温まりますね。
「仕方ないな。きょうはこのくらいにしておいてやろう」というわけで、二人は湯船から退出することにしました。ひょうたん型の露天風呂に出会えなかったということだけが、ちょっと心残りではありましたが……。
(明日に続きます)
(655日目∞ 12月9日)