「ドミティアヌス」の実3個を収穫しました!
by 丸黄うりほ
今年のひょうたん、イプの「ドミティアヌス」は、昨日の日記でも書いたようにまだ葉が元気。なので、本当はもうちょっと蔓にぶら下げておいて、ゆっくりと収穫したかったのですが。「ド実2号」だけを先に収穫してしまったということもあり、7月に結実した3個をとって、「ド実2号」と一緒に水つけにすることに決めました。
「ド実2号」は、ベランダのフェンスに挟まって、取れなくなってしまったのですが、偶然の助けもあってなんとか救出。そのことについては10月12日(615日目)の「ひょうたん日記」に詳しく書いています。
今年のひょうたん栽培を簡単に振り返ると、4月にタネまきをして5月にプランターに定植。しかしその後、蔓や葉はジャングルになるほど旺盛に伸びたのに、まったく花が咲かず。7月になってようやく花が咲き出したものの、そのほとんどが雄花。結局、何百個と咲いた雄花に対して、雌花はわずか7個しか咲きませんでした。
その貴重な7個の雌花のうち、4個がひょうたんの実になりました。花は少なかったけど打率はすこぶる良かった。その実たちを結実順に「ド実1号」、「2号」「3号」「4号」と呼ぶことにしました。9月には再び花のピークが訪れて、「ド実5号」「7号」「8号」の3個が結実しました(「6号」は途中でしぼみ、実にならず)。
写真①は、「ド実4号」と「ド実8号」です。二つを比べると手前の「ド実4号」のほうが白っぽくなっていることがわかります。こうなると、ひょうたんの実が完熟したというサイン。ベランダにお尻がついていて、これは収穫するのも簡単でした。
写真②は、「ド実7号」と「ド実3号」です。奥の「ド実3号」は真っ白に熟し、手前の「ド実7号」は緑色にうっすらとしたまだら模様が浮き上がっていて、まだ熟していないことがわかります。これも収穫しやすいポジションにできています。
問題は「ド実1号」です。ベランダの外側にできていて、蔓をぐいっと引っ張らないと実をつかむことができません。写真③と④の下の実が「ド実1号」で、上が「ド実5号」。我が家はマンションの8階なのです。うっかり手をすべらして実を落としてしまい、2階部分の屋根に当たって、せっかくの大ひょうたんがこなごなに砕けてしまったことも過去にありました。
実を両手でつかむと安全なのですが、それでは蔓を切るハサミがもてません。なので、片手で実をしっかりもったまま、さくっと蔓を切断しなければならない。「ド実1号」を手に抱えてみると、結構な重さがありました。しかも、イプはくびれのないひょうたんで、「持つところ」がなく、つるりとしていてすべりやすい。
私は深呼吸して気合を入れ……、一息に蔓を切りました。
写真⑤が、今回収穫した3個を並べてみたところです。左から、「ド実1号」、「ド実3号」、「ド実4号」。
大きさは「ド実3号」が高さ30センチ、「ド実1号」が28センチで、この二つは形もよく似ています。「ド実4号」は24センチと少し小さく、形も涙型でかわいい。
この週末は、この3個を水洗いして写真を撮り、先に収穫した「ド実2号」とともに水つけ作業に入ることになると思います。また来週、詳細をリポートしますので、ぜひ読んでやってくださいね!
(623日目∞ 10月22日)
※次回624日目は奥田亮「でれろん暮らし」、10月25日(月)にアップ。
625日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、10月26日(火)にアップします。