ふじっこファーム栽培終了。豆ひょうたん69個を収穫!

by 丸黄うりほ 

①ふじっこさんの豆ひょうたん「ロケット」は69個の大収穫!

②長ひょうたん「グルート」は4個+1個

③イプ「ドラッグス」は2個

④百成ひょうたん「ピーター」は2個+2個

⑤百成ひょうたん「ヨンドゥ」は1個

 

先週くらいからぼちぼちと始まったひょうたんの収穫シーズン。

三重県いなべ市のふじっこさんは、早くも今年のひょうたん栽培をすべて終了しました。

まず写真①をご覧ください!ふじっこファームの今年一番の大収穫は、「ロケット」と名付けた豆ひょうたんの苗でした。数えてみるとなんと69個もあったそうです。豆ひょうたんは、千成ひょうたんよりも小さい5センチほどの実がたくさんなる品種。20個、30個と実るのはザラなのですが、1苗で69個というのはなかなかの豊作です。

写真をみると、標準的なひょうたん型のものに混じって、ふくらみが一つだけのフラスコ型も結構多めですね。茶色くなってすでに乾燥しているもの、虫食いのあるもの、まだ緑色をしているものなど、形も色もさまざま。

実に穴を開けず、そのままの状態で水つけ処理に入ったそうなので、数週間後どんなふうに仕上がってくるのか、楽しみにしていましょう!

続いて写真②にまいりましょう。こちらは「グルート」と名付けた長ひょうたんです。この4個以外に8月31日(586日目)に収穫を報告したものが1個あり、全部で5個できました。いちばん長いもので150センチ。長ひょうたんとしては全体的に小さく、細めですが、5個もできたのだから良し。

長ひょうたんを本気で育てるプロは、摘果をして本命の1個か2個に栄養を集中させてみごとな実を作る人が多いのですが、ふじっこさんのように小さめの実をたくさん作るのも楽しいですね。この4個も収穫してすぐ水つけに入ったそうです。

さて、写真③は「ドラッグス」と名付けたイプです。3個結実しましたが、1個はすでに腐っていたため収穫できたのは2個だったそうです。表面にいくつか穴が空いているのが見えますが、水つけするとこれはどうなるかな?ちょっとどきどきします。うまくいくといいな。

写真④は「ピーター」、写真⑤は「ヨンドゥ」。いずれも百成ひょうたんです。「ピーター」は9月15日(597日目)の日記で紹介したように、先に2個を収穫していますので全部で4個できました。「ヨンドゥ」は貴重な1個の収穫。このひょうたんたちもすでに瓢道の山場と呼ばれる「苦行」、水つけ処理に入っています。

うーむ。ふじっこさんはとにかく仕事が早いですね!あと、残ったのは鶴首ひょうたんの「ガモーラ」だけです。「ガモーラ」も栽培自体は終わっていますが、もう少しおいてから収穫するということで、こちらはまた後日報告できるかと思います。

猿にかじられ、病気におかされ、それでも頑張った2021年ふじっこファームのひょうたんたち。お疲れ様でしたー!

(603日目∞ 9月24日)

 

※次回604日目は奥田亮「でれろん暮らし」、9月27日(月)にアップ。

605日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、9月28日(火)にアップします。