ひょうたん型のかまぼこ「ひょっこり焼き」

by 丸黄うりほ

①小田原名物、かまぼこ老舗・鈴廣の「ひょっこり焼き」

②ひょうたんだらけの不織布で包まれています

③中箱にもひょうたん!

④個別包装されていて食べやすい!

⑤お皿もすてき!写真はすべて「デイリーちくわ」の児嶋佐織さん撮影

 

昨日のこと。「デイリーちくわ」でおなじみ、テルミン奏者の児嶋佐織さんからうれしいメールをもらいました!最初に流れてきたのは、ここにアップしたひょうたん型をしたかまぼこの写真たちです。

「うわ、これはなんという可愛いさなのか……!」

ひょうたんが散りばめられた薄い緑色の包みも素敵だし、「ひょっこり焼き」と書かれた中箱もセンスがいいし。盛り付けに使ってらっしゃるお皿までひょうたんではないですか!そして、ひょうたん型をしたかまぼこのキュートさときたら……!なんなのこれは!私はビジュアルだけでハートのど真ん中を射抜かれ、しばし呆然としてしまいました。

それらの写真に続いて到着したのが、「昨日東京だったので買いました」というメール。児嶋さん、東京に行ってこられたのですね。それにしても旅先でひょうたん物件を見つけてくださって、わざわざ私に連絡してきてくださるとは。なんと、なんとありがたいことでしょう!

しかもメールの続きに、「食レポしましょうか?」とまで書いてくださっている。私が「今日どこかで会えませんか?」と無理をいいますと、またまたこれがうれしいことに、急遽会ってくださることになりました!

私は10個入りの「ひょっこり焼き」のうち3個をおすそ分けしていただき、不織布の包み紙と中箱もいただきました。本当にありがとうございます!

練り物は鮮度が命。ということで、さっそくいただいてみました。「ひょっこり焼き」は1個ずつ包装されていて、おやつのように食べやすい。お魚に豆乳を加えて練ってあるそうで、食感がふわふわ。なんというか、かまぼこ界のマカロン?上品さとおしゃれ感が、さすがだなと思いました。

この「ひょっこり焼き」を製造しているのは、神奈川県の小田原にある鈴廣というかまぼこ屋さんです。ウェブサイトを見ると、素敵なかまぼこがいっぱい! 本日の「デイリーちくわ」で児嶋さんが紹介されている「かまぼこトミカ」はかまぼこというよりオードブルですし、「あげかま」という商品は扇、梅、木の葉などの形をしていておもてなし向き。しかも、この商品にもひょうたん型のかまぼこが含まれているのを発見!

サイトの「ひょっこり焼き」の説明文には、小田原城を倒して全国統一を果たした豊臣秀吉の旗印のことや、ひょうたんが縁起物であることなどが書かれていました。

思いがけず「ひょっこり焼き」をいただいた私も、縁起良く口福にあずかりました。

(599日目∞ 9月17日)

※次回600日目は奥田亮「でれろん暮らし」、9月20日(月)にアップ。

601日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、9月21日(火)にアップします。