気分やわらぐ、ひょうたん型のお香たて
by 丸黄うりほ
ひょうたん型のお香たてを買いました。
以前、「ひょうたん日記」4月7日(489日目)に書かせてもらった京都の香老舗・松榮堂の「つまみ香立 ひさご」という商品です。お店のウェブサイトで見つけてすぐに欲しくなったのに、なんだかんだで今頃ようやく大阪本町の直営店に行くことができました。
大阪本町店は、すっきりとしたモダンな店構え。いろいろな種類のお香や香炉などが整然と並んでいました。4月に紹介した、本町店限定商品のひょうたん柄の和紙で包まれたお香「ふみか 京小袖」もありました。しかし、目当てのひょうたん型のお香たてと、ひょうたん型の袋に入ったお香は見当たりません。
お店の方に聞いてみると、ひょうたん型の袋に入ったお香は「誰が袖 ふくべ」という商品で、こちらの店舗では取り寄せになるということでした。京都本店の店頭には並んでいるということなので、今度京都に行ったときに立ち寄ろうと決めました。ひょうたん型のお香たてのほうは、在庫があるということで奥から出してきてくださいました。
その「つまみ香立 ひさご」が、この写真(①〜④)です。なんとも愛らしい、いい形!ひょうたん型のくびれ部分が強すぎず、はんなりとした曲線。色は、赤、紫、緑、黄色、白の5種類あり、全部買い占めたい衝動にかられましたが、ぐっとこらえて3色に絞り込みました。
お香たての下に置くお皿もあったほうがいいなと思い、私は小皿をいくつか引っ張り出してきました。そこにひょうたん型のお香たてを置き、お気に入りのお香を用意してコーディネートしてみるとだんだん楽しくなってきました!なんだか新しい遊びにはまりそうな予感!
火をつけると、ふわっと漂う香りに心がほぐれます。ひょうたん型のお香たても、にこにこ微笑んでいるように見えました。
(594日目∞ 9月10日)
※次回595日目は奥田亮「でれろん暮らし」、9月13日(月)にアップ。
596日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、9月14日(火)にアップします。