台風一過、がんばったひょうたん!
by 丸黄うりほ
8月8日の夜、鹿児島県に上陸した台風9号。のちに温帯低気圧に変わったものの、ものすごい強風が吹き荒れて、瀬戸内海のアートな島・直島にある草間彌生の「南瓜」が3つに割れてしまうという被害も出たようです。みなさんのお宅は無事でしたか?
瀬戸内海といえば、まず心配になったのが淡路島のヒョータニスト、ヒロミさん宅の「ペガッサひょうたんチーム」の様子です。少し前にUFOに実がつきはじめたと聞いていたのですが、台風の被害は?
ヒロミさんによると、UFOの実は無事でした!よかった!(写真①)
全員ハンモックに乗せてもらって、台風一過の青空の下、とても気持ち良さそうです。現在3個実っているそうですが、そのうちの2個は同じ株で、1個は別の株の実らしい。大きさは直径15センチ〜20センチ。あとUFOは2株あるけれど、そちらは育ちが悪くて実がついていないそうです。
一緒に植えた百成1株は、雌花はついたものの結実に至らず。そして、悲しいことに今回の台風で倒れてしまったのだそうです……。イプ1株はまだ雌花が咲かないそうですが、どうやらオクテな品種のようなので、これからに期待しましょう。頑張れ、「ペガッサひょうたんチーム」!
変わって、今度は大阪市北区からお伝えします。我が家のマンションの近くでは、店舗の看板が剥がれ落ちるとか、植木鉢がこなごなになるなどの被害を見かけました。9日の強風は、本当にこれは温帯低気圧なの?と思うくらいひどかった。
うちのベランダで栽培中のイプ「ドミティアヌス」は、蔓が何本か風で引きちぎられました。葉も結構ボロボロ。しかし、肝心の実は4個とも無事でした。
今年はまだ実の補強をしていなかったんですが、ベランダ外側にできて撮影しにくい2個とプランター上の1個は、お尻が下についていて安定感があったのがラッキーだったようです(写真②)。唯一蔓からぶら下がっている「ドミ4号」は、23センチとあまり大きくないので助かりました。
しかし、実りの季節の台風は本当に嫌ですね。まだこれから先もやってくると思いますので、引き続き警戒しなければなりません。
現在の「ドミティアヌス」は実の成長もとまって、先週の土曜日は珍しく花が咲きました。雄花ばかり4個です。ふつう花は咲き出すと続いて何日か続くのに、この4個だけで終わりでした(写真③)。黄色い葉も増えてきたので、肥料が不足してきたのかもしれません(写真④)。
そんなわけで、今朝は久しぶりに追肥をしました。それから、ちぎれた葉や蔓、黄色い葉や枯れた葉などを切りそろえて風の後始末をしました。
(572日目∞ 8月11日)