ユカリさん、ピアノの先生、そして「みんなの家」

by 奥田亮

ユカリさん宅のヒョウタン畑。植え直してまだ双葉の苗もあります。がんばれ!6月13日撮影。

ユカリさん宅のヒョウタン畑。単管で組んだ立派な棚。

ユカリさん宅。地這い仕立て。

ピアノの先生宅。1階バルコニーで栽培。土にボカシと鶏糞を入れました

「みんなの家」。リンゴのコンテナに植えた。日当りがちょっと心配

栗の産地であるここ小布施町は、6月になると栗の花の匂いが立ちこめます。栗の花の匂いと言われても知らない人にはピンとこないかもしれませんが、知ってる人が聞くと、あぁ…と微妙な反応が返ってきます。いわゆる花の香りをイメージすると全然違いますので。知りたい人はぜひ一度この季節に小布施町にお出かけください。

本編、丸黄うりほさんのひょうたん日記では、ここのところ皆さまの栽培状況の報告が続いていますので、こちらも現況をご報告させていただきます。 まずは昨年、IPUの栽培で一躍ヒョウタン栽培界(?)にデビューした須坂市のユカリさん。丸黄さん周辺の皆さまの元に届いたIPUの種は、ユカリさんからのものです。ありがとうございます。今年はそのIPUに加え、IPUと交換に大阪フレイムハウスのミサ子さんからいただいたUFO、ふじっこさんからいただいた百成を、棚に合計18苗、地這いで6苗ほど栽培。広大な畑に単管で組んだ立派な棚!種播きから定植まで早めに進めておられたのですが、土の状態が悪かったのか、虫に食べられてしまった苗があり、再度定植し直したとのこと。今年は一度見学に伺えたらと考えています。

さて次は、ピアノの先生のところ。うちで育てたUFOと百成を一苗ずつ育ててくださることになりました。ピアノのお稽古のときに苗を持参して定植のお手伝いをしてきました。50リットルのプランター二つに一苗ずつ。その後本葉が大きくなってきて、先生の子どもたちも興味津々のようです。

そしてもう一つは、6月から「みんなの家」と名づけられ「子どもたちの居場所」として使うことになった古い民家の軒先です。ここにはIPUとUFO。リンゴのコンテナでの栽培です。ちょっと土が少ないかなと思いましたが様子を見です。今はプラスチックのコンテナですが、昔ながらの木のリンゴ箱があるので、そちらに植え替えたいとのこと。ここでは7月にひょうたん楽器をつくるワークショップを開く予定です。子どもたちが中心で時間も短いので、ひょうたん笛か、思い切って二胡をやってみるか、と考え中です。

うちの苗も含め、とりかかるのが遅めだったこともあって、どこもまだ丸黄さんがご紹介してくださっている関西のひょうたんに比べると成長が遅いのですが、6月7月の成長時期になんとか追いついてくれることを期待しています。なにせ信州は夏が短いので、成長しきれるかどうかちょっと心配ですが、それぞれの場所でも成長を楽しみたいと思います。 がんばれ、がんばれ、でれろん、でれろん、でれろん!!

(538日目∞ 6月21日)