摘心すんだら脇芽カット!カット!

by 丸黄うりほ

▲脇芽(子蔓)がじゃんじゃん伸びてきました

▲5番、6番の脇芽はカット

▲残したのは、8番(奥)と7番の子蔓(手前)

▲殺菌セット。これからのシーズンの必需品です

▲蔓の切り口に殺菌剤を塗っておくと安心

▲葉に白いキズが発生。ハダニかな?

▲原因がわからないときは、とりあえずこれ

6月2日の「ひょうたん日記」で、親蔓の摘心を報告した我が家のひょうたん、イプのドミティアヌス。摘心をすると、あっというまに脇芽がじゃんじゃん出てきました。

この脇芽(子蔓)をほったらかしておくと、すぐにひょうたんジャングルになってしまいます。前回も書きましたが、形の良いひょうたんの花(実)がたくさんつくのは孫蔓。なので、子蔓は2本だけ残してあとはカットしてしまいます。3本残すという方法もあるようですが、まあそれでも3本まででしょう。

そんなわけで、今日は5番の子蔓(5枚目の葉の下から出てきた脇芽)と6番の子蔓をカットしました。

写真1枚目をご覧ください。真ん中からにゅっと突き出すように伸びているのが5番の子蔓です。写真2枚目は、それをカットしたところ。本当はこんなに伸びる前にカットしたほうがいいのですが、2、3日ようすを見ている間に20センチほどに伸びてしまっていました。6番の子蔓も10センチほどになっていました。4番以下の子蔓も、今後伸びてきたらすぐカットすることになると思います。

残すことにしたのは蔓の上のほう、8番と7番の子蔓です(写真3枚目)。今週中にプランター自体をベランダ中央に移動して、8番はベランダの南方向へ、7番は北方向へそれぞれまっすぐに伸ばしていく予定です。この2本の子蔓に命運を賭けたわけです。頑張ってね!

ところで、人の皮膚にキズがあるとそこからばい菌が入ることがありますが、ひょうたんも同じ。切り口から病原菌が入ってしまうことがあるのです。その対策として、私は「殺菌セット」というのを用意しています。

写真4枚目を見てください。ハサミは百均で買ったものですが、「りん酸三ナトリウム・12水」(白いボトル)を規定量の水に溶かし、そこに7分間ほど刃の部分をつけて都度殺菌しています。これで使用済みのハサミについた菌を少しでも減らせるかなと。

また、ひょうたんの蔓の切り口には、「トップジンMペースト」を塗ることにしています。チューブ入りでそのまま塗りつけられるのでとても使いやすい。写真5枚目が塗った状態です。蛍光オレンジ色をしているので、ちょっとぎょっとしますが、もってると安心。おすすめします。

今回、脇芽(子蔓)カットをしたついでに葉をよく観察してみたら、少し前から出てきていた白い細かいキズが増えていました(写真6枚目)。おそらくハダニによる食害じゃないかと思うのですが、もしかしたら菌による病気かもしれません。まだそれほどひどくないけど、広がったら嫌だなぁ。

そういう何かよくわからない病気や虫害を見つけた場合、私はとりあえず「ベニカXファインスプレー」というのをまいておくことにしています。手軽に使えるし、初期のうちならいろいろ抑えられるみたい。常備薬、置き薬としてこちらもおすすめいたします。

(529日目∞ 6月8日)