イプの苗、本葉が育ってきています!

by 丸黄うりほ

▲本葉1枚のもあれば3枚目が出そうなのもあり。

 

植物はだいたいそうだと思いますが、ひょうたんの生育も気候にかなり左右されます。今年のゴールデンウィークは気温が低くて雨の日が多かったですね。そのため、いつもに比べてやや成長がゆっくりめです。

現在、我が家のひょうたんイプの苗はこんな様子です(写真をご覧ください)。本葉の3枚目が出てきているのもあれば、まだ本葉1枚のもあります。この時期のひょうたんは、気温の高い日が続くと急激に大きくなって、びっくりさせられることもあるのですが。

昨日は久しぶりの晴天で、しかも気温がかなり高くなりました。いつも通り朝からベランダに出していたのですが、お昼ごろ様子を見にいくと葉がぐったりと下向きに……!

「うわー、これはいかん!」と慌てて部屋に取り込み、ポットの土を指でおさえてみるとカラカラです。雨天、曇天の日は水やりしなくてもいいけど、晴天が予想される日はやはり朝のうちに水やりしておかないとあかんなーと反省しました。そして、昼間だけど緊急事態ということで水をやり、少し日陰で休ませてから再び外へ出してやりました。

今年は苗をプラスチックのカゴに並べ、その下に発泡スチロールのトロ箱のフタを置いて直接コンクリートの熱が伝わらないようにしていたんですが、この日に限ってフタを敷き忘れていたのもよくなかったようです。

幸い、下向きになっていた葉は30分ほどで元気を取り戻しました。しかし、20℃以下で寒すぎるのもダメだけど、急激に40℃になるのもダメ。まあ、そりゃそうですよね。ひょうたんだってびっくりします。

本葉2枚の時期を人間年齢に換算すると、だいたい3歳くらいかなと私は思っています。まだまだ保護が必要な、かよわい存在。でも、苗の個性はもうすでに感じられます。本葉が4、5枚になるとビニールポットを卒業し、定植へ。このときでだいたい5歳。幼稚園を卒業して小学校へ上がるイメージです。

さて。現在6ポットあるイプの苗ですが、我が家で定植できるのは1苗だけです。うちは都会のマンションの8階で、せまい西向きベランダがあるだけ。「よくあんなところで毎年ひょうたんの栽培なんかしているな!」と他人にびっくりされ、呆れられるような立地なのです。せまい家の収納術があるように、せまいベランダでの栽培術もあるわけなんですが。まあ、それはおいといて。

我が家で植えられない苗は、引き取っていただける方を探さねばなりません。幸いなことに、5苗とも良い方がみつかりそうです!! 来週以降は、その経緯、苗たちの旅立ちと新しい育て主さんとの出会いをお知らせできるかと思います。どうぞお楽しみに!

(507日目∞ 5月7日)

※次回508日目は奥田亮「でれろん暮らし」、5月10日(月)にアップ。

509日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、5月11日(火)にアップします。