イプのプランター栽培、できるかな?

by 丸黄うりほ

▲イプのタネを2時間ほどぬるま湯に浸して……

▲濡らしたキッチンペーパーに包んで食品保存容器へ!

 

先週木曜日の日記で、長野県・小布施の奥田さんからイプのタネが届いたことを報告しました。届いたタネの予想外の大きさに、これはプランター栽培は無理な大型品種じゃないか……と感じて、しばし躊躇していたのですが。

心を決めました!

今年はイプに挑戦します!おそらく、自分史上最大のひょうたん栽培になるかと思いますので、本当に賭けではありますが……!

もしかしたら、1個も実がならない年になるかもしれません。ですが、まあ蔓くらいは伸びるでしょう。花も咲くかもしれません。あくまで病気などにならなければ、そしてちゃんと発芽すれば……ですが。

私はさっそく以前から目をつけていた大型プランターをアマゾンで注文しました。今まで使っていたものよりもさらに大きいサイズで容量76リットル。おそらく市販されているプランターとしては最大サイズです。価格も高めなんですが、クチコミ評価も高いようなので期待したい。

土は昨年と同じ、「花と野菜の土 タキイの培養土」3袋を注文。その他の資材は近くのホームセンターなどでぼちぼち購入していこうと思います。

で、肝心のタネをどうまくか。

タネのまき方には大きく分けて2パターンあり、ひとつはビニールポットに直まきする方法。もうひとつは芽出し処理をしてからまく方法です。私は2年前の「ひょうたん日記」で、その両方を行い、発芽率にも発芽までの日数にもそれほど差がないことを確認しました。

ただし、2年前に試したのは市販のタネでした。市販のひょうたんのタネは70〜80パーセントくらいの率で発芽しますが、自家採種のタネはそれほどの高率で発芽しません。

昨年の3種のタネのうち2種類は自家採種で、岐阜県ひょうたん実行委員会さんにいただいた百成のほうは9粒のうち1粒だけが発芽し、それが「ティトゥス」として昨年の主役ひょうたんとなりました。しかし、残念なことに昨年奥田さんにいただいたイプは一つも発芽させることができませんでした。

発芽率が悪いということはポットに直まきすると場所をとり、土を無駄にしてしまう可能性が上がります。なので、今年もイプは芽出し処理を行ってからまくことにしました。

今年のイプのうち、淡路島のヒロミさん(先週金曜日の日記に登場)に12粒を差し上げたので、残りのタネ全部をタッパーに入れてぬるま湯に浸しました。

数えてみると44粒あります。(つまり先週木曜日の時点では56粒あったはず。40粒ほどと書いたのは適当すぎましたね。ごめんなさい、訂正します)

2時間ほど浸してから軽く水を切り、濡れたキッチンペーパーにくるんでタッパーに蓋をしました。

ひょうたんのタネの発芽温度は25℃といわれています。ただいま部屋の気温は23℃。天気が良くないのできょうは室内のほうが暖かいでしょう。この状態で天気のいい日は外に出し、夜は室内に入れてじっと発芽を待ちます。

さて、何日で芽が出てくるでしょうか?昨年より1週間タネまきが遅れているので少し気持ちもあせります。今年はせめて1粒でもいいから発芽してほしいのですが、どうかな……?

(493日目∞ 4月13日)