3人の新☆ヒョータニストを紹介します!
by 丸黄うりほ
ひょうたんを栽培し、その実を収穫し、楽器を作って演奏する。日頃からそのような地味なひょうたん活動をしている私たちは、人呼んでひょうたん愛好家。またの名をヒョータニスト(by 奥田亮)。
ヒョータニストにとって最もうれしいのは、仲間のヒョータニストが増えること。
ちょうど今はひょうたんのタネまきシーズン。これから栽培を始めるのにぴったりな時期ということで、この日記でもめでたく新しいヒョータニストを迎えることができました!きょうはその3人を紹介しますね。
まず、1人目。写真は1枚目と2枚目をご覧ください。大阪府和泉市にお住まいのヤマミーさんです。
ヤマミーさんは、ヒョウタン総合研究所所員ふじっこさんのネット友達。私も先日ZOOMで顔合わせをしてもらいました。ひょうたん栽培は今回が初めてだそうです。お仕事は鍼灸師で、「吸い瓢(すいふくべ)」という古来からある療法への興味からひょうたん栽培にも興味を持つようになったのだとか。「吸い瓢」についてはもう少し調べてから、私もこの日記で紹介できたらいいなと思っています。
ヤマミーさんは天王寺の赤松種苗で千成ひょうたんのタネを購入。一緒に写っているのは同時に買い求めたお茶の木だそうです。ポットにタネをまいたのが3月24日で、4月7日に芽が出ました。文字通り、めでたい。今後はプランターと地植えでそれぞれ1苗ずつ、合計2苗の栽培を予定しているそうです。
続いて2人目。写真は3枚目と4枚目をご覧ください。兵庫県の淡路島にお住まいのヒロミさんです。
ヒロミさんは「WILL」というアートユニットをパートナーさんとされていて、お二人とも私の古い知り合いなのです。この日記でもおなじみ、北浜のサロン喫茶「フレイムハウス」の美佐子さんともお知り合い。そんなわけで、美佐子さんが採取したUFOと大ひょうたん(百成)のタネを分けてもらったらしい。
ひょうたん栽培は今年が初めて。すでにポットに2種類のひょうたんのタネをまいたそうです。一緒に写真に写っているワンちゃんも、暖かなひだまりに目を細めていて幸せそう。ヒロミさんは楽器演奏も得意で、なんと写真の一弦琴はパートナーさんによる自作楽器。ひょうたんがうまく育ったら、新たなひょうたん楽器の誕生も期待できるかも。
さて、3人目。写真は5枚目、6枚目をご覧ください。大阪府東大阪市の瓢箪山にお住まいのフェイターンさんです。
フェイターンさんは、知る人ぞ知るテルミン演奏家。花形文化通信「デイリーちくわ」の児嶋佐織さんと並ぶ西の巨匠であります。昨年フェイスブックで、ひょうたんを買って自分でランプに加工したという写真をアップされていて、「あら、ひょうたんにご興味がおありなの?しかもお住まいが瓢箪山?」と勝手に親近感を抱いていたら、今年はひょうたん栽培に挑戦してみたいとのこと!なんとうれしい!
立派な畑をお持ちのようで、現在はその土づくり中。タネは大ひょうたんと天下一をすでに購入。市販の大ひょうたんは初心者にも作れるサイズですが、天下一はかなり大きくなる品種で栽培も難しいと思います。でも、フェイターンさんには天下一が似合うなぁ。
というわけで、3人の新☆ヒョータニストさんたち。めくるめく瓢道へようこそ!
(491日目∞ 4月9日)
※次回492日目は奥田亮「でれろん暮らし」、4月12日(月)にアップ。
493日目は丸黄うりほ「ひょうたん日記」、4月13日(火)にアップします。