4月5日|でれろん暮らし|その48「金沢の瓢箪町のとなり町」 by 奥田亮「ひょうたん日記・でれろん暮らし」 その48

金沢の瓢箪町のとなり町

by 奥田亮

金沢市横安江町商店街の私設道路標識

安江町の商店街「金澤表参道」のマークもひょうたん型

集まったヒョウタンの種。左UFO、中百成、右イプ

うちの斜め向かいのお寺、西永寺の枝垂れ桜。ちょうど見頃です。

 

先週用事があって金沢に行ったのですが、そこでとってもラブリーな道路標識(?)を発見。これはぜひみなさまと共有せねばと撮影して帰りました。

金沢といえば瓢箪町(ひょうたんまち)という町がありますが、これはその南にある安江町(やすえちょう)の標識。今回、瓢箪町には立ち寄れませんでしたが、隣接しているからなのでしょうか。安江町の商店街「金澤表参道」のマークもひょうたん型です。

瓢箪町といえば、今から12年前、2009年に金沢21世紀美術館の開館5周年記念展「愛についての100の物語」に《栽培からはじめる音楽》と題して美術館の庭でヒョウタンを栽培し、瓢箪町の方々が中心になって栽培のお世話〜楽器作り〜演奏までやるという丸一年のワークショップを開催していただいた思い出の場所です。美術館での成果発表会には、丸黄さん率いるHOP21(ひょうたんオーケストラプロジェクト21)のメンバーも大阪からきてくださり共演したのでした。その時の写真などご紹介できればいいのですが、当方資料の保管・整理ということが全くできず、そのときの記録は何も手元に残っておりませんのであしからず。(団員募集チラシpdfはこちら※募集は終了しています)

さて、「でれろん暮らし」の連載は、第1回が2020年4月5日でしたので、今回の第48回でちょうど丸1年となりました。でろでろでれろんとお付き合い、ありがとうございます。この1年は、ヒョウタン栽培をしないはずだったのですが、なぜかイプやUFOの実がやってきて、水漬け・中身出しだけはせざるを得ない状況になり、その流れで今年はまた栽培する流れになりました。未来は思わぬ方向に向います。

先週、大阪のフレイムハウスの美佐子さんからUFOの種が届いたのに続いて、三重県のふじっこさんからは百成の種が届きました。そして、こちらはユカリさんからイプの種が届きました。3種の種を並べてみると違いがよくわかります。イプの種はUFO、百成に比べると、やはり大型品種の風格で、なんとなく形も野性味があってトゲトゲしています。UFOは実の姿に似てわりあいツルンとしています。ユカリさんにUFOと百成の種をお渡しし、丸黄さん、美佐子さん、ふじっこさんにイプの種をお送りしました。循環する種。

長野もいよいよ桜が咲きはじめました。斜め向かいのお寺の枝垂れ桜がちょうど見頃です。そろそろ苗づくりにかからないといけませんね。 楽器づくりも少しずつ進めていますので、来週ぐらいからぼちぼち経過報告をさせていただきます。じつは順調に進んでいたのですがここにきて失敗をやらかしてしまい、途中からまたリベンジ中なのであります。ホントに成長するということがありません。あああ、でれろん。

(487日目∞ 4月5日)

  • 奥田亮 ∞ 1958年大阪生まれ。中学生の頃ビートルズ経由でインド音楽に触れ、民族音楽、即興演奏に開眼。その後会社に勤めながら、いくつのかバンドやユニットに参加して音楽活動を続ける。1993年頃ひょうたんを栽培し楽器を作って演奏を始め、1997年「ひょうたんオーケストラプロジェクト」結成、断続的に活動。2009年金沢21世紀美術館「愛についての100の物語」展に「栽培から始める音楽」出展。2012年長野県小布施町に移住し、デザイン業の傍ら古本屋スワロー亭を営む。2019年還暦記念にCD『とちうで、ちょっと』を自主制作上梓。