洋梨はひょうたんに似ている!

by 丸黄うりほ

▲ひょうたん柄じゃなくて洋梨柄のパジャマ

▲Appleの洋梨

▲Facebookの洋梨

▲Twitterの洋梨

 

こんにちは。豹柄よりも瓢柄のほうが好きな、大阪住みの丸黄うりほです。

先日、天神橋筋商店街でパジャマを買いました。店頭に吊るされていた薄いブルーのもこもこのフリース。それを見た途端、ひょうたん探知機がガーガーピーピーと鳴り出したため、私はもうそこから離れられなくなりました。

「も、もしやこれはひょうたん柄では!?」

立ち止まってフリースを握りしめていると、お店の人が近寄ってきて「かわいいでしょ、それ」と言いました。よく見ると、それはひょうたんではなく洋梨でした。でも、くびれの少ない、こんな形のひょうたんだってあるよね? 私は、心の中で「これはひょうたん柄」と自分に言い聞かせ、商品を包んでもらいました。

クリスマスシーズンによく見かける雪だるまの形が、ひょうたんに見えて仕方がない……ということを、以前この日記でも書いたことがあると思います。実は、洋梨柄はそれ以上の危険アイテムです。雪だるま柄のほうは目鼻が描かれていたり、色が白だったり、冬季限定だったりでまだ間違いが少ない。しかし、洋梨柄はひょうたんとよく似た緑色をしています。

そういえば、スマホやパソコンの絵文字には、なぜひょうたんがないのでしょうか?

私はSNSなどでひょうたんマークを打ち出したい時、「洋梨」と打って出てくる絵文字を、ひょうたんのかわりによく使用しています。この洋梨の絵文字のデザインは、プラットホームによって違うんですよね。たとえば、私のパソコンやスマホはAppleなので、2枚目の画像が表示されます。

3枚目の画像はFacebookの洋梨で、4枚目の画像はTwitterの洋梨です。みなさんお使いの端末やプラットホームで「洋梨」と打って、どんな画像が出てくるか試していただけたらと思います。ここに上げたのとはまた違う洋梨が出てくるかもしれません。

ま、そんなわけで、洋梨の絵文字は世界標準装備なのですが、ひょうたんはない。洋梨よりもひょうたんのほうが、我々の生活において身近ではありませんか?えっ、違う?そうですか……。

おそらく、絵文字のシステムの基礎を作ったのが西洋人だから、洋梨があってひょうたんがないのではないか……と私は疑っています。もし、東洋人やアフリカ人が作ったなら、ひょうたんの絵文字を欠かすことはないのではないか?そう思いませんか?えっ、違う?そうですか……。

(436日目∞ 1月20日)