いなべで北浜で、ひょうたん歳末加工中!
by 丸黄うりほ
先週は我が家のひょうたん「ティトゥス」の収穫と水漬けについて日記に書きました。ということで、我がひょうたん仲間たち、もといヒョータニストたちのひょうたんは、現在どんな状況になっているでしょうか?
まずは、11月24日(400日目)の日記で水漬け加工開始をお知らせした、三重県いなべ市のふじっこさんのひょうたんのようすです。
大瓢タワー「超明日香」は、12月上旬にタネ出し(写真1)。大きくて重く、表面がぬるぬるしていて滑るため、くびれ部分に紐を結んでの作業です。なるほど、これなら手から滑り落ちる心配がないですね!タネ出しのための穴は、ドリルの穴を点々とつなげて直径3センチほどに広げたそうで、1回の作業で全部のタネをらくらく出すことができたそうです。
また、瓢道最大の山場である「ひょうたんの臭い」についても、ふじっこさんは画期的な対策を講じていました。なんとハイターで脱臭したのだとか。聞けば、去年のひょうたんも今年の豆ひょうたんもハイター処理を行ない、ほぼ瓢臭とオサラバできたのだそうです。ですが、今回の大瓢タワー「超明日香」の場合はなぜかハイターから引き上げると赤みが出てしまったらしい(写真2)。原因はハイターを水に溶かす際に、よく撹拌しなかったからではないかとのこと。しかし、濡れていた状態では強かった赤みも、乾かすとかなり薄まったそうです。
ふじっこさんの畑に最後まで残っていた、長ひょうたん「おろち」も水漬け、タネ出しが完了し、現在は乾燥に入っているとのこと。今年中には完成ひょうたんになりそうですね(写真3)。
さて、次は11月25 日(401日目)に水漬け開始をお知らせした、大阪・北浜のフレイムハウスさんのUFOのようすです。
UFO 1号は水漬けとタネ出しが完了(写真4)。現在は乾燥も終了しているそうです。たくさんタネがとれましたね!また、後成りの3号と4号も12月上旬に収穫、加工に入ったそうです。3号と4号は1号に比べて小ぶりで、最後まで緑色をしていました(写真5)。
そして、6枚目の写真を見てください! ひょうたんUFOの4つの実に、フレイムハウスの店主・美佐子さんが名前をつけてくださったそうなのですよ!
1号は「ゆう子ちゃん」。月曜日「でれろん暮らし」の奥田亮さんのところに行った2号は「ゆう一」。最後に収穫した3号と4号は「ゆみちゃん」と「ゆう次郎」。ひょうたんUFOたち、いい名前をもらえてよかったね♡
(415日目∞ 12月15日)