北海道・登別 ひょうたん型の大湯沼
by 丸黄うりほ
364日目(10月1日)の「ひょうたん日記」で、北海道・登別温泉のお土産「湯の香ひょうたん飴」をいただいたことを書きました。その飴をくださったすぎなみさんが再び登別へ。前回の旅の時には、ひょうたん型をしたこの飴の由来が、「大湯沼」という景勝地、ひょうたん型をした沼にあるということをご存知なかったそうなんですが、今回はリベンジ!というわけで、ばっちり観光され、写真撮影もしてきてくださいました。きょうの日記はその聞き書きです。
まずはアップした写真をご覧ください!すごい!「北海道の大自然」などというとイラっとするくらいありがちな決まり文句で申し訳ないんですが、この景色はまさにそれ。これって地球なんですよね?しかも日本だなんて信じられない……。じつはまだ一度も北海道に行ったことがない私は、1枚目の写真を見てMacOS Xのデフォルトの壁紙を思い出してしまいました。
2枚目の写真が、大湯沼の全景です。うっすら緑色がかっていて、確かにこの角度から見るとひょうたん型をしています!沼の周囲は1キロメートルもあるそうですから、ものすごいスケールのひょうたんですね。
大湯沼は、写真の正面に見える日和山が噴火した時の爆裂火口跡なのだそうです。沼の底では130℃の硫黄泉が今も旺盛に噴出しているらしく、沼の表面でも40℃から50℃もあり、うっかり足を入れたりするとズブズブと沈んでいくらしい。こ、こわい……!
谷を降りていって近寄ってみると、濁った表面がブクブクと泡立っているのが観察できる。その写真が3枚目です。
この沼の周辺一帯は地獄谷とも呼ばれているらしく、岩には白い湯の花のようなものがこびりつき、あちこちで湯気が上がり、あたり一面たまごのようなにおいがしたそうです。4枚目の写真は逆方向から眺めたもの。日和山そのものは標高377メートルという低い山ですが、今でも活発に活動している火山で、ときおり白い噴煙を吐き出し、そのようすは見応え抜群!
いやー、すごい。北海道にはこんなところがあるんですね。
ネットで調べてみると、近くには大湯沼につながる川があり、そこでは少し温泉水の温度がやわらぐため、天然の足湯コーナーも作られているのだそうです。
ああ、気持ち良さそうだなー。私もひょうたん型の大湯沼に行ってみたい!誰か連れて行ってくれませんか???
(402日目∞ 11月26日)