ひょうたんUFOと中秋の名月
by 丸黄うりほ
先週の木曜日、10月1日は天気も良く、多くの地域で中秋の名月を楽しむことができましたね。私の住む大阪の空もきれいに晴れて、裸眼でも月の表面の模様まで観察することができました。
北浜のカフェバー「フレイムハウス」さんはお店の入り口が東向き。春に我が家から飛び立っていったひょうたんUFOも、東向きの玄関先で栽培してくださっています。というわけで、東の空に昇っていく月が、ひょうたんの蔓ごしにくっきり撮れました。
月の光とひょうたんUFOの、とってもスペイシーで素敵な写真。これは、店主の美佐子さんが撮影して送ってきてくださったもの。もしも、「ひょうたん写真コンテスト2020」みたいなのがあったとして、私が審査員だったとしたら、ためらわずこの写真をグランプリに推します!
いいひょうたん写真を撮るには……、もちろんどんな写真撮影にもつきまとうように偶然の恩恵がいくらか含まれてはいるのですが、やはりベースにあるのは「ひょうたんをよく観ていること」につきると思います。「フレイムハウス」さんのUFOが「愛されている」ことは、この写真からも一目瞭然です。
ひょうたん日記341日目(8月27日)では、ひょうたんUFOの実が2個になったことを書いたのですが、現在はさらに増えて4個になりました。
3枚目の写真を見てください。写真の真ん中あたりの下の蔓についた、少し大きめの実が1号で、その上にできている、ちょっと傾いた感じのが2号。名月とすばらしい共演を見せてくれたのは2号です。
右下の実が3号。9月に入ってからできた実なのでまだ青いですね。そして、左上にできているのが4号です。お店の看板の真下、入り口を飾るようにちょこんとぶら下がっている姿が超キュート!
10月に入っても葉には虫食いの跡ひとつなく、青々としていてとてもきれい。みごとに整枝されているので風通しも良さそう。まさに「看板ひょうたん」の貫禄です。
(367日目∞ 10月6日)